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目指すは『テレビ業界の水平分業』

新規事業・番組プロデューサーのアメブロ。

独立して4ヶ月。
プロジェクトは相当な数になってきた。
もう十分であろう。

しかし営業は、まだしばらくは続けようと思う。
「コネなし営業」を。

効率を考えれば、
コネクションを使った方がいいに決まっている。

どこの誰かも分からない人間から
突然電話がかかってくるのである。
当然ぞんざいな応対にもなる。
「営業トーク」以前に、
会ってさえもらえないことも多い。
というか、そればかり…

コネクションを使えば、そんなことはない。

そりゃそうだ。
すでに関係の出来上がった人が
「会ってやってくれ」と頼んできたわけである。
会うぐらいはしてくれる。
結果に結びつく可能性も高い。

それでもあえて、まだしばらくは
「コネなし営業」を続けようと思う。

メリット・デメリットを超えた、何か当方に
足りないものが得られているような気がする。
コネなし営業から。

それが何かは判然としない。

艱難辛苦。
「若い頃の苦労は買ってでもせよ」的なことか。

しかし、それらとはちょっと違うような気もする。
前職時代のロケハンや取材交渉とも、また異なる。

仕事の、そして「お金を稼ぐ」ことの
根源的なことであろうか。

何百年、いや何千年前から、
「商売」というものが世に生まれた時から
欠かせない「営業」。

すべてはそこから始まる。

もしかしたら順番が逆なのかもしれない。

つまりは、営業を経験した後、
前職時代の仕事に就くべきだったのかも。

独立後、イベントのプロデュースもしているが、
同様のことを感じる。

番組をプロデュースする以前に、
もしかしたらイベントを経験すべきではなかったのか、と。

観客のリアクションをダイレクトに感じ、
そのリアルな世界でエンターテインメント、
あるいはホスピタリティを学ぶべきではなかったのかと。

テレビという視聴者の反応が直接見えない世界で
20年以上生きてきたが、今頃になってそう思う。  

しかし、そんなことを言っても仕方がない。
それが当方のキャリア。22年だ。

順番が逆だろうと何だろうと、
現状の自分のベストを尽くし、
そしてより高いレベルに上っていくのみ。 
気付いただけでも良しとしよう。

とにかく、しばらく営業は続ける。
「コネなし営業」を。