自分のことは自分が一番よく知っている。
これは、よくよく思いがちなことです。
ところが、自分で自分を評価するとどうしても偏りがちになりますね。
自分大好きな人なら、こんな自分が大好きだから
評価はとてもよくしてしまう。
だけど、自分に自信がない、自分はほかの人より
何もできないと思っている人は、自分を低く見てしまいがちです。
これってどっちもどっちなのですが、ただ言える確かなことは、
自分のスタンダードは上げるべきなのです。
つまり、自分は、こんなこともできる、あんなことも出来ると自分をまず認めてあげることなのです。
こんなことができる自分はすごいし、
それは他人以上にできることで色々と自信が持てます。
自信を持つということは、他に比べて、
自分の素晴らしいところに気が付いていることにほかなりません。
そうなると、自分でその分野については
スタンダードが上がっていると認められるわけです。
最初は、そんな認めるところが少ししかないのかも知れませんが、
そんな認める癖がうまくなっていけば、どんどんと幅が広がっていき、何かを学習したり、学んだり、出来るようになってくると、
それはすべて「出来る自分」として自分で認めることができ始め、色々な分野で、自分のスタンダードが上がってくるのです。
そうなった時、徐々に上がってきた自分のスタンダードなのですが、
あるとき一気にどんとスタンダードが跳ね上がってきてしまう時があるのです。
これは、むずか難しい言葉でいえば、量子飛躍といいます。
物理学でいう量子は時間も場所も関係ありません。
そんな時空を超えた中での飛躍が起こるのです。
例えば、スポーツ選手が毎日練習をしていたとしましょう。
毎日する練習ですが、走り方でもフォームを考えたり、
歩幅を考えたり、呼吸を考えたりして
創意工夫の上で練習をしていくと、
ある日、ふとすごい記録が伸びていたりします。
これも量子飛躍の一つと言えます。
毎日の練習の色々なことで自分の走りのスタンダードが上がっていったのです。
自分で気になるところ、伸ばしてみたいところがあるのなら、
ぐっとあるときは我慢するように頑張ってみてスタンダードを
上げていき、それを達成していくのです。
そうすれば、飛躍的なあなたが生まれます。