
日々の疲れを癒やす魔法の温泉

が


今日は結構混んでる

メインの大浴場は人で入る隙がない…。
しょうがなく、露天風呂の方へ

ここの露天風呂には、シルク風呂なるものがあって俺のお気に入り

が


シルク風呂埋まってる…。
しょうがなく露天岩風呂に入り、シルク風呂が空くのを待つことに

立ち上る湯気で、辺りは見えずらくなっていて、シルク風呂の方もうっすらとしか確認できない

そんな中で、ちょうど目線の先に黒縁メガネの男が1人。
よし、良い目印を見つけた

この黒縁メガネがあがるのを待つか

が


黒縁メガネの野郎、いつまでたっても上がらねー

混んでるんだからある程度したら他の人に譲れや

まぁ良い、もう少し我慢比べだ

が


やっぱり黒縁メガネ上がらねー

手すりに手をかけて上がる素振りをするかと思いきや、またどっぷり浸かるを繰り返しやがる

クソ、黒縁メガネめ

とことんまで、お前が上がるのを待ってやる

…。
…。
俺に限界が訪れた

このまま入ってたらのぼせてしまう

しょうがなく一旦中の方に行き休憩。
通り過ぎ際に野郎の顔を見てやろうかと思ったが、湯気が邪魔して確認出来なかった

しかも


黒縁メガネの隣、普通に空いてた…。
黒縁メガネに散々コケにされた俺でしたが、ちょっと休憩してから、また風呂に入る事に

中の大浴場が空いてたので、まずはこっちから入るか

はぁ、極楽だ

黒縁メガネの事はしばし忘れて、目を閉じゆっくりと時間が過ぎるのを感じる。
何分かして、何の気なしに隣を見るとそこにはなんと黒縁メガネ


野郎、ノコノコと俺の隣に来やがった

ん?
待てよ…。
黒縁メガネがここに居るって事は、シルク風呂が完璧に空いたって事だな

ってな事で、すかさずシルク風呂に向かう俺

が


黒縁メガネがまだ同じ所で浸かってる

さっきの黒縁メガネは偽物か


はめられた

なんなんだこの黒縁メガネ共は?
特にシルク風呂の黒縁メガネは許せねー

しばらく時間経ったのにまだここに居るとは…。
混んでるだから譲り合いの心を持ちやがれ

黒縁メガネとの戦いはまだ続く…。
デナイム