【小説】恋より手間かな?【第3話】 | 毒林檎の気まぐれブログ【終わり……さよなら……(実行すれば)】

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なぜかって?
そらねぇ 気まぐれだから

あらすじ
奈々は一言言った…
『好きだよ?一緒に…』
どうした? 奈々…

バカ… 『好き…だよ…本当に』 俺は 涙が止まらない…

好きより手間かな? 第3話

作⇔毒林檎P

雨よりも激しい…
露が頬を 流れた…
涙。 それは
二人の 生きがえの
結晶だった…
奈々は いつも 俺に 言う
『お兄ちゃんは誰よりも…』
誰よりも…
『大切な人だよ』って
そんな 一言 が
いつも 支えだったのだ。

天然で 可愛くて…
シュシュの似合う 妹は
きっと 自分から
遠ざかって 行くような…
そんな 感じがした…

私からして
お兄ちゃんは
かけがえのない。存在で
彼氏だもん!!
そんな 思いだった。

二人は いつも 笑顔だった。 でも、今 ばかりは…
二人 涙している…
俺は ハンカチで
奈々の 涙を 拭いてあげた。
その時 奈々は 笑顔で
言った…
『お兄ちゃんの笑顔って誰よりも…ステキだね?奈々、この家に生まれてよかったよ?お兄ちゃんが大好きだから…』

俺は 奈々と手を繋いで
家に帰ることに… した。
その時 奈々は ある 店の
ケーキを 見ていた。
俺は その店に入った。
奈々 どれが? いいんだ?
『えっ?』
どれにする?
『お兄ちゃんが居たら…』
遠慮しがちな 妹だった。
『奈々。何でもいいよ?』
悩む 顔もまた
可憐に咲く 華のようだった。

続く



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