【オホーツク社会福祉専門学校こども未来学科 体育スクーリング 終了】
コロナの影響などにより、このような年度末での開催になりましたが、新しくなった体育館にて、体育漬けの三日間のスクーリングを無事に終了することができました。
例年通りに、競技種目は指導する側も体験してもらいながら実施し、後半は体のケア方法や発育発達の流れに沿った運動中心に行いました。
競技は今までの運動習慣などにより、得手不得手はあるものの、楽しみながら行っていました。
クラスメイトの新たな一面なども垣間見れたと思います。
運動が苦手な学生ももちろんいましたが、「苦手なことが強みになる」ということにもふれ、自分自身が苦手だからこそ、将来子どもたちの可能性を引き出すチャンスがあるということを伝えました。
できたできない、上手下手ではなく、「成功体験をどのように積ませ」、「チャレンジ精神をどのように育む」のか、落ちこぼれではなく少しでも「落ちこぼさない」ようにというところについても確認しました。
もちろん伝えたことが必ずしも正解ではなく、多様な子どもたちと触れ合いながら自分なりの答えを見つけてもらえたらなと思います。
テニスボールを用いた体のケア方法についても体感してもらったので、将来でも活用してもらえたらなと思います。
競技種目後は、発育発達の流れについて、運動発達と運動学習について説明した後、実際に発育発達の流れに沿った運動を一つ一つ確認してからサーキット仕様にして行いました。
今年度も特にハイハイについてのポイントを押さえながら、色々確認しました。
サーキットでは途中、学生たちがオリジナル仕様に変更したりしましたが、ある程度幅を持たせて行うことで、決められたことしか出来ないということがないように、実際の現場でも、ダメなものはダメですが、そうでなければやはりある程度の自由さは大切であるというところに結びつけました。
マット運動したり、縄跳びしたりもしながら、あっという間の時間でした。
新しい体育館で、例年以上に幅広い内容で行えたと思いますし、もうすぐ二年生になる学生たちにとっても、有意義な時間になっていれば幸いに思います。

