YouTube《体の可能性の引き出し方》にアップしてある動画になります。
(続きをご覧になりたい方は、YouTubeで検索してください)
さて、前回から始まったバドミントンの動きでの説明です。
今回は【バドミントンにおける大腰筋について】【腰痛予防、レシーブ力を高める、フットワークが速くなる】について説明したいと思います。
動画は大腰筋についての内容になりますが、この動画以外にも腸腰筋について説明しているものもあります。まずは腸腰筋の動画を見ていただいたほうがスムーズかもしれません。
体育教員、バドミントンコーチ、バドミントン経験者(小学生、中学生、高校生、大学生)、保護者の方々の参考になればと思います。
以下、長文になりますが、文章と動画を照らし合わせるとより分かりやすいと思います。
まず、大腰筋という筋肉は腸腰筋の中の一つになります。
腸腰筋は大腰筋と腸骨筋を合わせた筋肉のことを言います。
大腰筋は股関節を屈曲させる筋肉であり、また脊柱を前弯させる筋肉でもあります。
バドミントンをやっている子の多くが小学生中学生時に腰を痛め、中には腰椎分離症の診断を受ける子も多く見られます。
また、高校生になると自分の体の限界を超えた練習量などによって、腰痛を引き起こす選手め多く見られます。
もちろん、体の使い方や睡眠不足、栄養不足、ケア不足なども考えられるため、一概に練習量とは言い切れません。
同じ練習量でも、故障する選手としない選手もいますし。
腰痛の原因も様々ですが、この大腰筋は一つの要因として考えられます。
この筋肉を使い過ぎてしまうせいで、脊柱を過剰に引っ張ってしまい、反り腰を誘発してしまっている子も多いです。
また、反り腰になるということは、お腹の力も抜けやすく、体幹も不安定になる可能性が高まります。
体幹が不安定になることで、腰部へストレスが増えるということも考えられます。
腰痛予防の一つの参考として動画を見てみてください。
パフォーマンスについて説明すると、大腰筋を使い過ぎてしまうと、股関節屈曲動作がスムーズにできない可能性も考えられます。
前方へのレシーブ時に脚が出ないとか、フットワークのスピードが出ないとか、連戦になるとそれらがより顕著に現れるなど色々考えられます。
レシーブ練習、フットワーク練習の前に動画のケアを行うだけでかなり動きが変わってきます。
バドミントンを行う上で、大腰筋をしっかり整えると故障予防やパフォーマンスアップに繋がりやすくなります。
ぜひ参考にしてみてください!