【旭川永嶺高校野球部コンディショニング指導】


一昨日、旭川永嶺高校野球部さんへのコンディショニング指導をさせていただきました。

各関節可動域の評価方法から改善方法について約三時間ほどの内容でした。

例えば、股関節の可動域制限が、

①股関節のつまり感からきているものなのか
②お尻周囲の筋肉群の柔軟性の低下からきているものなのか
③コアの不安定さからきているものなのか

等を評価、改善エクササイズを行いました。


他にも、

肩関節の評価と改善エクササイズ、胸椎の評価と改善エクササイズ、足関節の評価と改善エクササイズなどを行わせていただきました。



昔はモビリティ(可動性)の前にスタビリティ(安定性)と言われていましたが、今はモビリティファーストと言われるほど、モビリティがまずは第一となっています。

しかし、モビリティが全てでもなく、その可動性をコントロール出来ているのか出来ていないのかを評価し、出来ていないのであればやはりコントロール出来るように改善する必要があります。

それは、コントロール(制御)出来ない可動性は故障にも結び付きやすいというところがあるからです。

この辺りも含めて、色々行わせていただきました。

ラストはスタビリティエクササイズを行いましたが、固定性のような動作だけに留めることなく、安定性≠固定性ということにフォーカスし、安定性の中の可動性、可動性の中の安定性というところが少しでも伝わるような内容にしてみました。


全てeasyにこなせるような内容でしたので、「筋緊張が強くeasyに行えない」なら足りないところを見つけて改善し、パフォーマンスアップに繋げる土台作りを行ってほしいと思います。

ありがとうございました。