【北見緑陵高校野球部筋力、体力測定とトレーニング指導】
昨日は北見緑陵高校野球部さんの今年度一回目の筋力、体力測定とトレーニング指導日でした。
例年通りの部分と例年からリニューアルした部分があり、二年生にとっても新しい刺激になったと思います。
柔軟性測定においては、各選手の特性を今まで以上に分かりやすく伝えられたと思います。
ある程度の可動域が出せるのか、それとも故障リスクの高まる可動域しか動かせられないのか。
この辺りの判断基準も伝えましたので、これからの練習に生かしてもらえればと思います。
筋力測定は一年生が例年以上の結果を出すことが多かったように思えます。
今回が一つの目安となるので、しっかりトレーニングを行い、筋肥大、筋力向上させてほしいと思います。
午後からは記録のフィードバックと可動域評価と改善方法について、自重エクササイズとウエイトトレーニング指導を行いました。
可動域の評価ができ、改善方法もわかればあとは繰り返すだけですから、次回までにしっかり改善してほしいです。
単純な自重エクササイズも、どのような形で行うのか、どのような意図を持つのか、それらを理解した上できちんと体をコントロール出来るかどうかが大切になります。
また、可動性と安定性の話から、可動性を高めつつ安定性も高める必要があり、安定性の基本は呼吸からということで呼吸エクササイズ。
ここまでの形がある程度出来てきた上で、負荷を与えるウエイトトレーニングへ。
ただがむしゃらにがんばる時も必要だけれど、それだけでは足りず、しっかりとした形が作られなければ意味がないので、様々な角度から伝えさせていただきました。
それは、このトレーニングがどのような意図を持ち、野球にどのように生かしていってほしいのかも踏まえながら進めました。
かなりボリュームのある内容でしたので、しっかり反復し継続し、身につけてほしいと思います!
トレーニングの動作が気になった選手への体の調整も少し行いました。
こちら側の感覚と選手の感覚を擦り合わせながら行いましたが、やはり全体指導でまかなえる部分とパーソナルでアプローチしなければならない部分が出て来てしまいます。
時間が合えばまた色々行いたいと思います。
ちなみに、調整した名寄高校野球部の選手の体の不調が改善し、かなり良い動きが出来たようで良かったです。
このあたりにパーソナルの面白さがあります。
2日間のトレーナー業務。
やはり現場っていいな!と思えた2日間でした!

