【ベントオーバーロウ】
広背筋中心のエクササイズとされています。
上体の角度とバーの動かし方によって、大円筋、僧帽筋、菱形筋、三角筋など刺激が入る場所が変わります。


前半の動画は、ハーフスクワットポジションでの動きで、後半はルーマニアンポジションでの動きになります。

ベントオーバーロウは上体の角度だけでなく、バーを引くラインでも使用部位が変わるので、ポジションを確認しながら行うと良いと思います。

様々なバリエーションが考えられますが、個人的には後半の形で行う事が多いです。

一応ターゲットとなる筋肉は上半身ですが、ルーマニアンポジションで行うことで、お尻やもも裏(ハムストリングス)、下腿にも刺激を入れながら動作することになります。

動かす可動域も大きくなりますし、腹圧やコアが安定していないと上体のラインも崩れてしまいます。


また、上体の角度を浅めにすると僧帽筋上部中心に刺激が入りますが、過剰な僧帽筋の発達は肩周りの動きを制限しやすくなるということもあるので注意が必要です。

正面からの動画はないですが、足幅、手幅、グリップ、脇の締め方、肘の引き方によっても刺激が変わってくるので、目的に合わせて行うと良いと思います。

ベントオーバーロウに限らず、刺激を入れたいところに意識をおくことは大切ですが、全身運動としての意識もあるべきだと思います。