【介護予防事業 はつらつ元気教室】
ロコモティブシンドローム、フレイルなどの講義から、栄養の話なども含めて指導させていただいております。

歩行運動では、課題を色々変えながら行い、笑顔も出ながらあっという間の時間を過ごしていただいております。





スクワットに近い運動も取り入れていますが、より大切になってくるのは、股関節を伸ばすことと膝関節を伸ばすことだと思っています。

高齢者に関わらず、日常生活は股関節も膝関節も曲げたまま行うことが多いと思います。

だからといって、いきなり「股関節も膝関節も伸ばしましょう」とはなりません。

曲げたままの使い癖を少しでも改善させ、リセットさせるものを行ってからの方がより良い動作が引き出しやすいです。

「筋力をつけましょう!」
と高齢者向けの運動処方がよくあります。

筋力をつけることの前の大前提として、「快適な日常生活」「いつまでも元気で生活できるように」という目標があると思います。

そのためには低下しやすい筋力をなるべく落とさぬよう運動しましょう!

というのが大抵の流れだと思います。

それが、「筋力をつけましょう!」が目標になってしまい、大前提の目標から外れてしまうこともあると思います。
(指導側はそう思っていなくても、相手側の動きをみているとそういうことも多いと思います)

動きやすい体つくりにおいて筋力ももちろん必要になりますが、今ある体を整えることの方が重要だととらえています。

体を整えると脚もあげやすくなる、体も軽く感じるということもお伝えしながら進めています。

今クールもあと3回。出来る限りことをお伝えできればと思っております!