バレーボールの中体連の地区大会が北見市で開催され、出場チームの監督から連絡がありました。

レギュラーの子が一週間ほど前に試合に出れるかわからない程のケガしてしまっているのですけど、可能性があるならほんの少しでもコートに立たせてあげたい。とのことで出来る範囲のことを会場で行ってみました。

脚を少し引きずりながらでしたが、
『いいからテーピングだー!!!!!』
とスラムダングのゴリ並みの負傷でもなく、病院の診断的にも出来なくはないレベルでしたので、下肢を整えてテーピング。

足関節の動きを見て下腿を整えてみた段階で痛み軽減。

そこから、足関節をある程度適正に動かせられるようにテーピング。

使うテーピングはキネシオロジーテープのみ。

動かしたくないところは止めて、動いてほしいところは動きやすくなるようにアプローチ。

また、患部に負担がなるべく行かないように、足関節以外のところにもアプローチ。
もちろん、痛くない反対側も動きやすくなるようにアプローチ。


終了後、試合前練習しているチームに合流するため走って行った時の一言
「あっ、走っても痛くない!!」

いや、いきなり走り出す(笑)?とは思いながらも、人間出来るようになると勝手にやってしまうこともわかっているので、まぁある程度は動けるレベルまでは出来たかなと思います。

とりあえず、周りで見ていた別の先生が「あれだけ動けていなかったのに、、、魔法だ魔法だ」と言われていたので、それだけ動けていなかったんだなと改めて思いました。

監督には、ある程度動けるようになったものの故障箇所が治ったわけではないし、本当に最悪の状況も伝えて、引き際には気をつけてもらうようにお話して終了。

結果は力強及ばずとのことでしたが、その子は一試合全部出れたとのこと。
試合後、多少痛みは出ていたものの問題なく終われたとのこと。
本人も負けたことは悔しいものの、試合に出ることが出来て良かったとのこと。

選手の最後がケガでコートに立てないままではなく、コートの中で無事に終わることが出来たことは、選手にとっても良かったなと思いますし、そんな力になれて良かったなと自己満足ではありますがそう思います。

各大会が重なるこの時期、選手たちの力になれるようがんばります!