アイシングの効果については様々な議論がなされています。

一般的に、アイシングはいわゆるRICE療法の一つとしてとられられていると思います。

RICE療法はケガをしたときの応急手当として活用されています。(今はPRICEに移行しつつあるのでしょうかね。)

また、暑熱対策として体の熱を逃がすために活用する場合もあると思います。

馬見塚先生は、肘のアイシングが障害予防になるという研究結果は今のところ出ていないと話されています。
決してアイシングの効果について述べていらっしゃるわけではありません。
あくまでも世界の論文の研究結果としての内容をお伝えしているだけだと思っています。


ケガをしたときの応急手当のアイシングならば、肘を故障してしまっているからその処置として行っていることになりますね。

大げさに言うと!です。

アイシングは病院にて治療として行う場合はあります!炎症症状の痛みの緩和として。
また、温冷療法として活用することもあると思います。

また、アイシングと一言で言っても、何度で冷却していますか?ということもポイントだと思います。

一番はビニール袋に水と氷入れて空気抜いて10分~15分程度冷やす!のが良いのではないでしょうか。

話を戻します。
「アイシングをしっかりしているのに最近肘が痛い。」
という選手、特に子どもたちに多いと思います。

アイシングには障害予防の研究結果は出ていない。
アイシングには炎症症状、痛みを抑える効果はある。

動作不良や全力投球で過剰な負荷が肘にかかっている。
アイシングによって痛みを抑える。
繰り返すことで肘の故障リスクを高めている。

結果、アイシングしているけど痛みは改善しない。
肘が伸びきらなくなってきた。
肘がしっかり曲がらなくなってきた。
病院にいったら離断性骨軟骨炎などの診断。

アイシングが悪ではありません。

アイシングの使い方の問題と、動作改善されない子どもたちや全力投球させてしまう環境が問題だと感じています。

また、年齢等も考慮すべきだと思います。

子どもは大人のミニチュア版ではありませんから、同じようになる訳がないと思っています。

子どもたちを取り巻く大人たちの環境も要因の一つになると思います。

小学生のうちは、基礎基本を楽しく学ぶことが最重要項目であると思います。
勝つことにこだわりすぎると、高校生になったときに故障持ちの選手になっている可能性が高いと感じます。

もちろん勝つことで学ぶこと、負けることで学ぶこともありますから、両方ともとても大切なことです。
ただ、小学生の頃に勝ちにこだわりすぎることに価値はないのではないでしょうか。