前回の続きになります。


進学進級にあたり、起こりやすいケガや障害として、腰の痛み、膝の痛み、脚の痛みや足の痛みなどがあります。


腰の痛み、膝の痛みときまして、今回は脚の中でも下腿の痛みについて書きます。

整形外科的な診断として、

①疲労骨折
②シンスプリント
③アキレス腱炎
④コンパートメント症候群

等が考えられます。

この中でもよくあるのが、
シンスプリントでしょうか。

疲労性骨膜炎などと呼ばれています。

場所は、内側の中央~少し下あたりになると思います。

難しく書くと、脛骨内側下方1/3周囲

さて、痛みとしては激しい痛みというより鈍痛で、悪化すると運動中に持続したりします。

一点に痛みがあるというより、脛骨(すねの骨)に沿った痛みになると思います。

原因としてよく言われるのは、
ランニングフォーム
足に合わないシューズ
固い地面での走り込み
筋肉使いすぎ
筋力不足
柔軟性不足
足の骨のバランス
などです。

改善策としては、

休む!

まずは、休むことが第一になります。

患部に対して、アイスパックとホットパックを交互にあてる温冷療法なども回復を早めると思います。

それぞれ10分程度で、二回ずつくらい行うと良いと思います。
アイスパックは氷水、ホットパックは40℃くらいが目安温度です。

患部の回復を早めるためには、血液の流れを良くすることが考えられます。

冷やすと温めるを繰り返すことで血液の循環が良くなることが多いです。


シンスプリントになりやすい子の特徴として、いわゆる土踏まずが無くなる扁平足があります。
(細かく言うと、土踏まずがない=扁平足ではないのですが、まぁざっくりとらえてください。)

土踏まずのアーチが無くなるということは、足底からの衝撃がダイレクトに脚に伝わってしまうことになります。

これを繰り返すことで、シンスプリントの痛みとなることが多いです。

自分に合っていないシューズによっても起こりやすいです。
インソールの土踏まず部分が高いシューズにすると痛みが軽減したりもします。

コンクリートの上を走り続けると衝撃が大きいので、痛みに繋がることもあると思います。

ふくらはぎの柔軟性が低下していても起こりやすいですし、足の骨のバランスが崩れていても起こりやすいです。


シンスプリントにならないためにも、セルフケアを行うと良いと思います。

テニスボールやサランラップの芯である程度対応できると思います。


アキレス腱炎について。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉とかかとの骨を結んでいます。

ふくらはぎの筋肉の柔軟性が低下するとアキレス腱に負担がかかり、足の骨のバランが崩れているとアキレス腱に負担がかかることになります。

炎症の場合はアイシングは行ったほうが良いと思います。

ふくらはぎの筋肉の質を高めるようにアプローチすることも必要になります。

炎症が落ち着くまでは休むことが大切になります!


コンパートメント症候群については、急性と慢性症状があり、まずは病院での処置になると思います。