「あの!  好きなんで 付き合ってくれん⁈」





突然の告白に
彼女は 驚いた顔…というよりは どちらかというと シラけたような顔をして こう言った





「違うねん違うねん!  私  姉のほうやねん!  じゃ!」


そして ニコリともせず足早に立ち去った…



双子の妹と仲良くしてるのを 知ってたんやろうけど…


周りの人たちは よく似ていて見分けがつかない と言うが  僕には どこが似ているのかさっぱりわからないくらい  似てるなんて思ったこともないのに…








儚く散った 高校時代の恋でした 









それから 月日は流れ



卒業後 それぞれの進路へ



そして 何年か過ぎたある日



地元の街中で 偶然再会することに



ところが…



困ったことに…



判らない…






あれほど 似ているなんて思ったことも無かったのに 
何年かぶりに偶然に再会すると



フラれたほうの姉なのか
とっても仲良しの妹なのか
全く区別がつかない…




声をかけるべきか…
息が詰まった




妹なら すぐにでも話したい

でも姉なら とても声をかけれない…




逃げ出そう!
そう思った時  向こうが気づいた



あ!   



久しぶり〜‼︎







…仲良しの 妹のほうだった w



胸をなでおろすとともに
懐かしさが込み上げてきて 一気に色んなことを話した



それ以来  時々 会って 色んな話をするようになった


彼女は高校を卒業してから短大に進学
その後 資格を取り保育士の仕事をしていること
付き合った 彼氏のことなどなど



僕も進学して 卒業後 就職
その間 今の彼女と4年半付き合っていて もうすぐ結婚することや
仲間のその後のことなど 色んなことを話しあった


体操部の同窓会をしたり
部活の皆んなで遊びに行ったり
しばらくは 楽しい日々を過ごしていた




そんなある日のこと…