自分も進学して 卒業後 就職
その間 今の彼女と4年半付き合っていて もうすぐ結婚することや
妹が駆け落ちのように出て行って大変だったことなど
色んなことを話しあった
偶然の再会以来 体操部の同窓会をしたり
部活仲間で遊びに行ったり
しばらくは 楽しい日々を過ごしていた
そんなある日のこと…
いつものように 喫茶店で二人で話しこんでいた
その帰り際
席を立とうとしないので 様子が変だなと感じた
振り返ると 何か呟いている…
耳を疑った
「 結婚 … しないで 欲しい… 」
「え⁈」
「 私 あなたのことが好き… 」
いつから そんなふうに思っていたのか…
予想もしていなかった言葉に動揺したが…
冷静に 今の彼女への想いと結婚することを もう一度 伝え
それと
「知っているとは思うけど 僕は高校時代はあなたのお姉さんが好きだったんよ。フラれたけど」
「え⁈! 姉のことを⁈」
彼女の目からボロボロと涙が溢れた
… 知らなかった…
知らなかったことを こちらが驚いた…
その 言葉が どれだけ彼女を傷つけたのか わからない
双子の姉と妹
彼女には とても酷な 運命のいたずら
その後 僕は結婚
披露宴に部活の仲間を含め 友人を全員 招待した
もちろん大切な友人である 彼女も
ただ…
部活仲間達と来てくれた彼女は 終始うつむいたまま
最後まで 僕と目を合わせてくれることは 無かった…
ほろ苦い 若かりし頃の思い出話 でした
※ このお話はフィクションであり 実際の登場人物は実在しておりません。