今日はドル円が、予定通り158円後半で頭を打ちました。

一時は158.88まで上昇しましたが、そこから反転。

いま市場は「そろそろ限界では?」という空気に変わっています。


多くの投資家は、

「日銀=また何もしない=円安継続」

この前提でポジションを作っています。


でも相場は、

“皆が同じ方向を見た時、逆へ動く”

この性格を持っています。


今回のポイントは為替だけではありません。

物価高と選挙を控えた政治環境です。


円安が続けば、

ガソリン、食品、電気代…

国民の負担はさらに増えます。


選挙前にこの状況を放置するのは、

政権にとってもリスクが大きい。


だからこそ、

日銀・政府は「一言」でも円高方向のメッセージを出す動機があります。


実際、過去も

「為替動向を注視する」

この一言だけで、

相場は2円、3円と動いてきました。


現在の158円台後半は、

介入警戒ラインにも近い水準。


もし弱い発言をしてしまえば

→ 160円

→ 実弾介入


これは避けたい。


だから逆に、

先に強めの発言で円高へ振る

この選択のほうが合理的なのです。


テクニカル面でも、

158.88で天井形成。

短期トレンドはすでに下向きへ。


今週の下値目標は

157.50

そしてイベント次第では

156円台も射程圏。


「まさかそこまで?」

と思う位置ほど、

イベント相場では一気に届きます。


明日は、

“皆が円安を信じている日に、円高が来るか”

その分岐点。


静かに、でも確実に、

相場は転換点へ近づいています。