昨日のダボス会議を見て、

ひとつはっきりしたことがあります。


いま世界の本当の対立は、

“中国 vs アメリカ” ではなく、

“グローバル主義 vs アメリカファースト” です。




グローバル主義とは、

「国境を弱め、国際協調で世界を運営する」

という考え方でした。


EU、国連、国際金融。

この仕組みを支えていたのは、実はアメリカです。


ドル決済、米国市場、米軍の安全保障。

アメリカが保証人だったから、世界秩序は回っていた。




しかし今、アメリカは方向転換しています。


「もう世界の保証人はやらない」

「まず自国を立て直す」


これがアメリカファーストです。




一方ヨーロッパは、

今もグローバル主義を続けたい側。


昨日のダボスで各国が

「国際協調」「自由貿易」を強調したのは、

その表れでした。




ただし矛盾があります。


アメリカ抜きのグローバル主義は成立しない。


保証人なき秩序は、

いずれ国同士の利害衝突を生みます。




今の世界は、


アメリカは自国優先へ戻る。

ヨーロッパはグローバル秩序を延命する。

中国はその間に影響力を広げる。


しかし

最終的な通貨と安全保障の鍵は、まだアメリカが握っている。




世界は今、

新しい秩序への移行期 に入っています。