いまの世界の混乱は、アメリカの制度の欠陥から生まれています。
アメリカは自由と資本主義を大切に広めてきましたが、その「自由の隙間」を悪用する国が現れました。人体実験やウイルス兵器の研究、軍事利用のための技術開発――本来は禁止されるべきことまで行われているのが現実です。
このままでは、「制度を真面目に守ってきた国」が損をする時代になってしまいます。
だからこそ、アメリカは信頼できる国を“代理”として指定する仕組みをつくるべきです。
その方法はシンプルです。
- 企業は直接信用できない国で活動せず、まず代理国で会社を設立する。
- 代理国の政府が企業を監督し、透明性や倫理性を保証する。
- 代理国を通じて設立された会社なら、アメリカも承認でき、国際的にも信用を得られる。
- 逆に、信用できない国で作られた会社は「国際ルールに通用しない」と扱う。
こうした仕組みがあれば、資本主義の自由を守りつつも、悪用は防げます。
そして重要なのは、この代理国にふさわしい国の存在です。
日本は戦後70年以上、民主主義と平和を守り続け、国際社会から信頼されてきました。
だからこそ、日本こそが「信頼できる国」として、新しい国際ルールの中で重要な役割を果たせるのではないでしょうか。

