日本へのインバウンド(訪日観光客)は過去最高水準となり、街もお店も人で溢れています。

一見すると「観光客が増えれば日本の企業も潤うはず」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。





🔹 なぜカード会社が赤字になるのか



外国人観光客の多くは 海外発行のクレジットカード を利用します。

その場合、日本のカード会社は 海外の発行会社に手数料を支払う必要があるため、決済額が増えるほどコストも拡大します。


店舗から得られる手数料収入ではまかないきれず、結果として「赤字」になっている国内カード会社も少なくありません。





🔹 QR決済の台頭も逆風



さらに最近では、外国人が慣れ親しんでいる QRコード決済(WeChat PayやAlipayなど)を日本の店舗が導入するケースも増えています。

確かにお店側にとっては導入しやすく便利ですが、これもまた 決済利益が海外企業に流れる仕組みです。





🔹 日本が考えるべき方向性



今後、日本の金融や政府が考えるべきは「便利さを保ちつつ、利益を国内に残す仕組み」です。


  • 国産QRや国内カードブランドの強化
  • 外国人決済に対する手数料の新ルール整備
  • 海外依存からの脱却



これらを実現しないと、日本に人もお金も集まっているのに、利益だけが外に流れる状態が続いてしまいます。





🔹 まとめ





観光客は日本経済にとって大きなチャンスです。

しかし「お金を落としてもらう」だけでは不十分で、どうやって国内の企業が利益を確保するかがこれからの焦点となります。


日本のカード会社が赤字を続けるのか、それとも新しい仕組みで黒字化するのか──

まさに今が転換点です。