今日の国際ニュースで注目されたのは、米国がベネズエラ沖にイージス駆逐艦3隻を派遣し、約4,000人の兵員を乗せて展開する見通しだということです。

表向きは「麻薬組織の取締り」が目的とされていますが、その規模は異例であり、ただの麻薬対策とは思えない動きです。





幻となった「前回の4,000人作戦」



思い出されるのは、トランプ政権時代の出来事です。

当時、国防省の会見で「4,000人部隊派遣」と書かれた紙が記者のカメラに映り込み、「マドゥロ政権を捕らえる作戦が動いているのでは」と大きな波紋を呼びました。


しかしその時は、すぐにロシアが軍顧問団や兵力を送り、マドゥロを防衛。結果として米国は作戦を断念し、事態は立ち消えとなりました。





今回は違う ― 米露会談の後に



今回の派兵のタイミングは、米露首脳会談が終わった直後です。

これは偶然ではないでしょう。すでにウクライナをめぐる取引の中で、米国は「次の一手」を自由に打てる合意を得た可能性があります。

前回はロシアがマドゥロを守りましたが、今回は動かない。その前提が整ったからこそ、大規模派兵が現実になったと考えられます。






なぜマドゥロを狙うのか




米国にとってマドゥロ政権は長年の頭痛の種でした。

麻薬ネットワークとのつながりが疑われ、国内に深刻な薬物危機をもたらす要因と見られているのです。

これ以上放置すれば国民への影響が拡大する――その危機感が「絶対に許さない」という強硬姿勢につながっています。





私の見立て





今回の派兵は、ただの麻薬対策ではなく、マドゥロ政権そのものを揺さぶる作戦に入ったと見るべきでしょう。

前回はロシアの介入で失敗しましたが、今は状況が違います。

すでに大国間での裏合意ができているからこそ、米国はこのタイミングで動いたのです。


つまり、近いうちに「マドゥロ逮捕」や「政権崩壊」といったニュースが飛び込んでくる可能性は十分にある。

今回ばかりは、ただの脅しでは終わらない――そう感じています。