カナダは理想的な国って言われてた。
医療も教育もタダ。
社会保障も手厚い。
争わない平和国家。
だけど──
現実は、そんなに甘くない。
工場は、もうほとんど国内にない。
モノを作れない国になってる。
防衛力もない。
国を守るのは、アメリカまかせ。
そして社会保障を支えてるお金も、
実はアメリカとの経済に依存してる。
つまり、「自立していない」。
これがカナダ語で言えば、
“Free trade, friendly image, but fragile inside.”
(自由で友好的に見えて、中身はもろい)
もしアメリカが制裁を本気でやったら、
カナダの仕組みはすぐ崩れるかもしれない。
昔のアルゼンチンもそうだった。
豊かだったのに、気づいたら「転落」。
今のカナダは、
“理想”を続けてきたけど、
“理想の終わり方”も教えてくれている。
そしてこれは、
どこか日本にも似ている。
ものづくりが減って、
防衛も他国に頼って、
福祉にお金がかかるけど、
経済成長は鈍いまま。
世界は今、
「自分の国をどう守るか」が
本気で問われる時代に入った。
関税も、経済制裁も、
もう“外交の武器”になっている。
WTOなんて、もう誰も守っていない。
自由貿易は、プログラムされた幻想だったのかも。
今から必要なのは、
「現実的な強さ」と「選ばれる国づくり」。
カナダ語が教えてくれるのは、
“優しさだけでは、生き残れない”ってことかもしれない。

