依存症の進行といったらおかしいですが、伴って躁うつの問題が起きてきます。主

にはうつですが、私の場合は躁も入ってきました。今はうつですが躁は高揚感が

あるというか緊張感がある状態です。今はなにするのも億劫でデイ・ケアも休みが

ちなほど疲労感があります。疲れることは何一つしていないのに・・・。
 アルコール依存症の治療には、薬があるわけではありません。あるとすれば、抗

酒剤でしょうか。これを飲んでから、アルコールを飲むとアルコールの代謝が全く出

来なくなるんです。心悸亢進して顔面紅潮した上に足元はがくがくとなりますし人に

よっては嘔吐してしまいます。また人によっては急性アルコール中毒の症状というこ

とで救急入院することもあります。一言で言えばアルコールに対する耐性を無くして

しまう薬です。ですから危険な薬ですがアルコールをいれない限り安全無毒無害で

す。適量服用すれば。容器には劇薬とかいてあります。でも抗酒剤の効き目は8時

間から36時間とばらつきがありますが、大体24時間が目安です。シアナマイドという

液剤です。ですから、これを飲んだからといって依存症が治るわけではありません。

依存症は心の病いなのです。抗酒剤を使って断酒の癖をつけるといいますか、断酒

を習慣化してゆく補助剤なんです。つまり断酒こそが依存症を直す行動なんです。

酒を嫌いになる必要はありません。飲まないだけなんです。

 1杯でも飲んだら酒を呑むのをやめることができなくなり、つまりコントロールが効か

なくなって連続飲酒するハメに陥ります。これを連続飲酒発作といいます。こうなった

ら入院して解毒と言ってアルコールを抜く治療を受けたほうがいいでしょう。さもなけれ

ば死ぬまで、何も身体が受け付けなくなるまでも飲み続けてしまうでしょう。

 
基本的に貸し借りはゼロです。そういう環境にいないし、これまでの経験で貸した金は金額が大きいほど返ってこない率が高いです。お金の問題は人間関係にとって大きな負担です。できれば貸してあげたいのは人情ですから、ケースバイケースで2,000円までですね。それでも今の私にとっては大きい額ですけど。自分で稼いでないことの歪は結構いろんなところに響いてくるんですね。身から出た錆ですから文句を持って行き様はありませんね。


今日は決心してデイケアに出てきました。腰の痛さは変わらないけど…息切れも

相変わらずだけどほっとしたくて来てみました。来てみてやっぱりほっとしました。

しゃべりずらい聞き辛い口で二言三言話しただけで沢山しゃべったような気持ちに

なって自己満足している私だから、文句は言えないがこれでいいと思っている。
 自衛隊に入ろうという歌が昔あったがそれは進んではいろうという歌
じゃなく皮肉を効かせたプロテストソングだった気がする。今思うに多分
そうだったのだろう。自衛隊に入れるものなら入ってみたい気がする。
皮肉ではなく正味の気持ちで、入ってみたい。それは多分無理だろう
というおそれの裏返しからくる強い願いに近いものであり、自分の貧弱
な身体から立ち起こってくるジェラシーであったかもしれない。自衛隊が
志願制であったのを恨んでしまったことも幾度かあった。だから却って
国防に対する意識が高まってきたのかも知れない。
 
 『昨年末、新防衛大綱が策定された。その目玉の1つが「動的防衛力
」と言われるものである。この理論を明解に説明できる方にはいまだ出
会ったことがない。恐らく、これを策定した防衛省自身も確たる理論づけ
はないであろう。』一言で言えば「動的防衛力」とは「防衛に当たるべき
時に動員できる基盤整備」ではないかと思われる。
 法的整備も含めて、陸上自衛隊の人員・装備の効率化、予備兵力の
有効運用により事に当たれるように図るということだろうが、事程左様に
ゆかないのが現実であり、『「動的防衛力」という言葉が、我が国にとって
効果的な抑止戦略であると喧伝されていることにはどうしても合点がいか
ない。敵にとって最大の脅威は何か? それは、敵地に上陸した兵が手
痛い目に遭うことである。上陸する前の空戦や海戦で少々打撃を被って
も、それで片がつけば最も安易である。

 そのためには、陸上戦力を充実させるとともに、国民が最後まで徹底

して抗戦する意思を持つことである。これがすなわち真の抑止力と言

われるものではないだろうか。』旧軍のようにしてはならないだろうが。


 『今、若者の間では、ボランティア活動をしない人間は少々後ろめたい
気持ちを覚えることがあるという。かつての戦時中の若者の姿を彷彿さ
せるようだ。そして、若者の自衛隊の活動に対する評価も絶大なものが
ある。(?)これが、即国防意識の高揚に繋がると思うのは早計だが、
少なくとも来年の隊員募集には好ましい効果が得られるであろう。特
に、国防を真剣に考える若者の入隊が期待できる。』・・・かもしれない。


若者はなぜ3年で辞めるのか? 』(城繁幸著)において、若者の義務
感を評して、「彼等が義務を負っているのは自分自身の内なる動機に
対してだ」と述べられている。

 『彼らの「内なる動機」に訴えるためには、国防とは、究極のボラン

ティア活動であり、自らの意思で「国家・国民のため」に銃を持つという

意識の涵養が必要とされる。』


そうすると、若者たちの内的動機を刺激する志願制度を残しておくべき

かもしれないですね。