こんばんわ資産です。
今回は高校サッカーについて書いていきます。
全国高校サッカー選手権第５日は５日、千葉市のフクダ電子アリーナなど２会場で準々決勝の４試合を行い、鵬翔（宮崎）と京都橘が初の準決勝進出を決めた。星稜（石川）は８大会ぶり、桐光学園（神奈川）は１６大会ぶりの４強。１２日の準決勝（東京・国立競技場）は鵬翔－星稜、京都橘－桐光学園に決まった。
鵬翔は昨年の全国高校総体４強の立正大淞南（島根）に３－１で勝ち、宮崎勢初の４強入り。京都橘は帝京長岡（新潟）を２－１で下した。桐光学園は後半ロスタイムの野路のゴールで作陽（岡山）に２－１で競り勝った。星稜は東海大仰星（大阪）との１－１からのＰＫ戦を５－４で制した。
後半ロスタイムも掲示された３分が過ぎようとしていた。作陽は１８６センチの長身ＧＫを投入し、ＰＫ戦に備えた。だが桐光学園は目の前の１点を取りにいった。
右スローインだった。ＤＦ大田がロングスローで中央へ放り込む。味方がヘディングでつなぎ、こぼれ球をゴール左で待っていたのはエースのＦＷ野路だ。「キーパーが代わってすぐなのでやりづらいだろうと、シュートを考えていた」。迷いはなかった。ボールを受けると右足を振り抜く。劇的な決勝ゴールをもたらした。
「おまえ決めそうだな」。試合前、佐熊監督に声をかけられ、気合が入った。だが前半は個人技に走り、空回り。３本のシュートもすべて空砲。佐熊監督も「いままでなら代えていた」と語るほど。だが、最後の最後で我慢の起用に報いた。
今大会３点目。得点ランキングでトップに１差に迫った。元日本代表ＭＦ中村俊輔（横浜Ｍ）を擁して準優勝した１９９６年度以来、１６大会ぶりに国立競技場のピッチに立つ。「得点王を目指していきたい。自分が点を取ることで勝利につながるから」。夢舞台でもエースが勝利に導く。 （禰宜田功）(東京新聞引用・抜粋)
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