社会のクズ。
粗大ゴミ。
落ちこぼれ。
穀潰し。
能無し。
役立たず。
社会不適合。
…
浴びせられてきた数多の言葉のナイフで、
癒えぬ間のない傷痕から
止めどなく溢れ出る鮮血に塗れながら、
身を削り、心を削り、
魂を切り刻み続け…。
いつしか
もう削り取るものがないまでに
その存在が希薄となったとき。
散らばった無数の欠片は、
色取り取りの美しい花弁となって大空に舞い上がり、神々の祝福たるフラワーシャワーとなって、
世界に降り注ぐ…。
今日もまた
傷ついた魂が鮮血の花弁を散らす。
ふと夜空を見上げれば、
星屑がキラリ。
小さき存在に
降り注ぐスターシャワーを感じれば、
数多の星屑から成る壮大な宇宙を想い、
無意識のうちに世界が滲む。
社会の屑は
宇宙の星屑。
世界を美しく彩る神々の祝福。
あなたも、
わたしも…。