さて、以前からちょこちょこ書いていた次男の合指症の記録、今日から一気にまとめていきたいと思います。

出生時に合指症と診断されてから、発症率は高いにも関わらず体験談が少なかったこと、また、入院に際して、大学病院にも関わらず情報が少なかったことで、ネガティブな私は不安が膨らむ一方でした。

もし同じ思いを抱える方がいれば、少しでもお役に立てればと思い、まとめておくことにしました。


ちなみに次男は2度の手術から半年、一旦の治療は落ち着いて、経過観察をしながらまた3年後くらいに調整の手術をする予定です。



まずは、


合指症(合趾症)とは

隣り合った指(趾)の一部または全部が癒合(くっついている)した形態の異常です。皮膚と軟部組織だけが癒合している皮膚性合指(趾)と、骨も癒合している骨性合指(趾)に分けられます。
片側性が多く母指を含むものは稀です。
発生頻度は多指(趾)症についで多く、手では中指―環指間、足では第2−3趾間に多く発生します。


次男は左手中指と薬指が癒合していました。



妊婦健診や胎児スクリーニングで指摘される場合もあるそうですが、次男は出生時に初めて指摘されました。

とりあえず産後退院時の小児科診察で、形成外科がある病院に紹介状を書いてもらうことになり、近隣の2つの病院を提示され、出産した産院とも提携している順天堂大学附属浦安病院に受診することにしました。

この時点では私は、癒合している部分をパチンと切って終わりだと軽く考えていました。