またもや雑誌ネタです。rockin' on9月号の特集は”究極のロックドラマー”でした。ボンゾフリークでレッド・ツェッペリン大好きな僕は表紙買いしてしまいました。ボンゾのインタビューと併せてなかなか読み応えがありました。
予告文はこう書いてました。
比類なきビートで新次元を切り拓いたロック・ドラマーたち――究極の45人にフォーカスする徹底レビュー
ここに登場する究極のロック・ドラマー45人は、いずれもボンゾのような革新的なグルーヴの創造者だからこそ「究極」なのだ。
★究極の45人にフォーカスする徹底レビュー:キース・ムーン(ザ・フー)、ジョン・ボーナム(レッド・ツェッペリン)、リヴォン・ヘルム(ザ・バンド)、ヤキ・リーベツァイト(カン)、ビル・ブルーフォード(イエス、キング・クリムゾン)、スチュアート・コープランド(ザ・ポリス)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、デイヴ・グロール(ニルヴァーナ)、ダニー・ケアリー(トゥール)、クエストラヴ(ザ・ルーツ)etc.
―ここまで
内容は王道ハードロック、UKロック、グランジ、フュージョン系と幅広く紹介されていました。ハードロック、メタル系だと、ニール・パート、コージー・パウエル、ラーズ・ウルリッヒ、マイク・ポートノイ、デイブ・ロンバートと僕も好きなドラマーは大体抑えられていました。
前にも書いたことがあるのですが、好きなドラマーはいちいち書ききれないです。ドラムのノリや音色の好みは人それぞれで、取り上げられてているドラマーはどれも凄いです。
ひとつだけ言わせてもらうと、個人的な好みですが、キース・ムーンはどうも苦手です。拍のアタマがどこだかわからないリズム、シンバルがやたら多くてがしゃがしゃ鳴っているのは好みではありません。
逆に、チャーリー・ワッツはシンプルなストロークでも味があって大好きです。ニール・パートやテリー・ボジオのインテリジェンス溢れ、鋭いタイム感とスピーディーなフィルインも好きです。
最近は凄腕の女性ドラマーも多いですね。今気になっている女性ドラマーはAnika Nilles(アニカ・ニリース)です。ドイツ出身で、世界的な女性ドラマーコンテストのHit Like a Girlで準グランプリを獲得しています。
セットは最近はTAMAを使っているようで、低く乾いた音ですね。ヘヴィでパワフルなドラムですね。
音楽的には、ロック、フュージョン、ミクスチャー系ですかね。正確で気持ち良いグルーブ、フレーズの組み立てのセンスを感じるドラムだと思いました。
Anika Nilles/Pikalar(Official Video)