いくつかのバンドに関わっていますと、これから良いバンドになりそうだなというのともう潮時かなというのに身を置くことがありまして、バンドって生き物だなというのを実感しています。
よくなるバンドは全員が貢献していこうという気持ちがあって、ダメなのは足を引っ張るメンバーがいることですかね。
そんなわけで、これから伸びていくバンドの紹介です。拙ブログで何度か紹介しているBaddas Hard Rock Band、Olivia Sugarのミニアルバムです。
2月20日に発売されていましたが、なかなか都合がつかずライブに行けなかったので通販で購入しました。サイン入りでした。どうもありがとう。帯のタタキにはB誌のライター藤木昌生死の推薦文がありました。
これまでオリビアシュガーの音源はライブ会場と通販で数枚CDがありましたが、今回のは初めての本格的なアルバム。ビクターのスタジオでミックスとマスタリングが行われただけあって過去のものとは格段にサウンドプロダクションが向上しています。全7曲入りです。
楽曲は去年のライブから披露されていたものがありましたが、過去の音源とは被らない新曲だけというのが嬉しい。
全曲ボーカルのLisa嬢とMatuさんのペンによるもので、ベースになっているのはメンバーが好きなエアロスミスやヴィクセン等の80'sハードロックですが、今風の音作りになっています。
ソリッドでタイトなタイム感のリズム隊が下支えして、弾き過ぎないコンパクトなソロのギターが好印象。手数音数多過ぎのメロスピのバンドが多い最近のシーンの中にあって、こういう音作りはよくわかってるなと思えるし、僕ら世代のハードロック好きには安心して聴けます。
そんな楽器隊の音にオーソドックスなハードロックスタイルながらもキュートなLisa嬢のボーカルが絡んでいい塩梅です。
スリージーなスタイルあり、LAメタル調、パーティロック、憂いのあるバラードありと多彩で聴き飽きないです。ライブでもっとよくなりそうな伸びしろもありますね。是非聴いていただきたい一枚です。
自分が関わっているバンドも楽しみですけど、こうして応援できるバンドがあるのも嬉しいことです。
1st mini album "Olivia Sugar" Trailer