銀嶺の覇者 | カルロスのブログ

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オリジナルのヘヴィメタルバンド、Hollywood Lippsでドラムを叩いています。KISSのカバーバンドKISS HORNET、Raise The DEVILでも活動しています。
バンドのこと、好きなロックについて語ります。

昨日は葛飾区高砂まで野暮用を済ませに行って来ました。

帰りの京成電車での車中でこの写真を撮りました。

市川真間駅前にはHR/HMファンには衝撃的な名前の美容室がありまして、名前はRichie Blackmoreです。写真が小さくてわかりにくいかと思いますが、ピンクの看板のお店です。どんな由来で店名が付けられたのかは不明。

それで、これを見たらレインボーが聴きたくなった単純なやつです。

それで聴いたのはレインボーのファースト、当時はRichie Blackmore's Rainbowですね。邦題は”銀嶺の覇者”。カッコいい邦題ですね。

僕はライジングとバビロンの城門のほうを先に聴いていて、天才たちのオーラのぶつかり合い、あまりのテンションの高さと迫力に圧倒されてしまったそれらのアルバムと比べると随分と地味だなと感じたものです。それにコージー命の自分にはあまり聴かない作品になってしまっていました。肝心のリッチーのプレイに覇気がないような…。

 

それでも何度か聴くうちに各曲が気持ち良く響くようになります。シンプルながらも各パートがバランス良く聴こえてクリアな音質で録音されています。Man on the Silver Mountein、Catch The Rainbow、16th Century Greensleeves等後々のレインボーのライブで演奏された曲が多く、御大とロニー・ジェイムス・ディオの組み合わせで凡百のミュージシャンには真似出来ない高品質ハードロックが生みだされております。

 

他にも軽快なロックンロールの「黒い羊」や「蛇使い」、後のBlackmore's Nightに繋がるようなフォーキーな「王様の神殿」等優れた曲が目白押しです。Still I'm Sadは後でヤードバーズのオリジナルを聴いたのですが、こちらのインストのほうがいいなと思いました。

 

聴き所はオープニングの「銀嶺の覇者」ですかね。オンステージのなージョンよりもミドルテンポで重厚な展開のこちらのバージョンのほうが気に入っています。なんと言っても力強いディオの歌唱に尽きます。パワフルなリフと併せて聴いていると気分が高揚します。

 

Richie Blackmore's Rainbow/Man on The Silver Mountain