【東京 横浜 わんちゃん写真】保護犬ハナのお話ブログ

【東京 横浜 わんちゃん写真】保護犬ハナのお話ブログ

元捨て犬ハナと夢見る惑星在住☆写真絵本作家&カメラマンおかーちゃんの日常

2011年2月 宝物だったダックスの小梅が虹の橋を渡った
もっと長生きさせられたはず、涙と後悔ばかりの毎日

ふと目についた保護犬譲渡会のお知らせ 
ハナはそこにいた

抱っこしたら必死で顔を舐め続け、引き離そうとしても離れない
まわりの人たちはクスクス笑っている
違う子を引き取ろうと思って行ったのに、結局ハナは我が家にやってきた

本犬曰く「飼われるために来たんじゃないよ。おかーちゃんを幸せにするために来たんだよ」
以来、飼い犬ではなく、家族の一員となったハナ

半年後にやってきた元ブリーダー犬の夏芽と一緒に今日も写真モデルのお仕事に励んでいる

 

「ここ、どこ?」

 

車に乗せられ、ひと眠り。気がついたら、造り酒屋の前にいた。

 

「飛騨高山よ。夏芽ちゃん、来るの初めてね」

 

おかーちゃんが言うには、数十年前におとーちゃんと来た思い出の地らしい。

 

 

 

「あら、試飲やってるじゃない。ちょっと一杯いただこうかしら」

 

夏芽ちゃん、地酒をなめたのは良いが、すっかり酔っぱらった。

 

「うい〜、ヒック、ヒック♡」

 

 

千鳥足の夏芽ちゃん、こてん、とひっくり返った。

 

「おとーちゃん、わたち、歩けない。今日はカートないの?じゃあ、そのカゴ買って」

 

「仕方ないなあ」

 

 

夏芽ちゃんは、カート代わりのカゴを買ってもらった。

 

 

「あら、これ、なかなかいいじゃない」

 

 

おとーちゃんは、おかーちゃんのカメラを借りて写真を撮っている。

 

「ヒックヒック♡ いよっ、おとーちゃん、いいおとこ!写真うまいねえ♪」

 

夏芽ちゃん、ごきげんである。

 

 

朝市に行ったら柴ちゃんがいた。お鼻をくっつけてご挨拶である。

 

「なんか、酒臭くない?」

 

「ばれた?さっき一杯引っ掛けたのよ。でね、歩くのがかったるいからカゴに入っているの」

 

 

「夏芽ちゃん、重いんだけど。少し歩かない?」

 

おとーちゃんにカゴから出された夏芽ちゃん、まっすぐ歩けない。

 

「おーとっと、おーとっと。どうしてこの道はこんなに広いのかしら?」

 

「それはね、まっすぐ歩かないで道の端から端まで歩いているからよ」

 

「おーとっと、おーとっと。どうしてなかなか前に進まないのかしら?」

 

「それはね、前に歩かないで横に歩いているからよ!」

 

おかーちゃんは、あきれ顔である。

 

 

夏芽ちゃんは、再びカゴに入れられた。

 

「夏芽ちゃん、禁酒!」

 

ついにおかーちゃんから禁酒令が出された。

 

「いいも〜ん。次はまたたびで酔っ払うも〜ん」

 

「ワンは、またたびで酔えないわよ。あれは猫さん用」

 

「酔えるも〜ん。わたち、経験してるも〜ん」

  

猫さんたちと暮らしていたことのある夏芽ちゃん、強気である。

 

「矢でも鉄砲でも持ってこ〜い!」

 

夏芽ちゃん、酒癖が悪いのが判明した、、、

 

 

 

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 わんこの思い出カメラマン
 
 高橋 佳子(たかはし けいこ) 
 
 abbienet 
 http://www.abbienet.com/
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