初夏にたまたま本屋で見つけた
百田尚樹の「永遠の0(ゼロ)」。
涙せずに読み進むことなんて不可能な本だった。
今、思い出しても泣けてくる。
物語は太平洋戦争で亡くなった祖父のことを
姉弟が調べるというところから始まる。
この祖父、宮部久蔵は零戦の熟練パイロットだった。
タイトルの「0(ゼロ)」はゼロ戦のゼロだ。
生きて帰るのだと生に執着していた祖父も
終戦の直前に神風特攻隊として亡くなった。
元戦友たちの証言によって徐々に明らかになる祖父像。
宮部久蔵はどんな思いで特攻に向かったのか・・・。
私自身、あまり戦争物の映画やドラマは好きではない。
というのも、色調も単調だし、不条理な展開や
気分が悪くなるようなシーンがあって気が滅入るからだ。
でもこの本は是非とも多くの人に読んでもらいたい。
きっと何か感じてもらえると思う。