◆西岡参院議長が論文、「民主が不信任、問責を」


 (読売 2011/7/12)

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110712-OYT1T00133.htm?from=main4

 読売新聞社は11日、民主党出身の西岡参院議長が同党所属国会議員に菅首
相退陣に向けた行動を呼び掛けた論文「国難に直面して、いま、民主党議員は
何をなすべきか」を入手した。

 首相が退陣時期を明確にしないことを踏まえ、民主党から衆院に内閣不信任
決議案、参院に首相問責決議案を同時に提出することも促している。

 西岡氏は論文で、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以来の首相の対応
について「強い憤りを覚えている」と強調。「脱原発」に傾いていると指摘さ
れる首相の行動を「疑似市民運動の野望家らしい振る舞い」「場当たり政治家」
などと厳しく批判、「首相は『全原発の廃炉、脱原発の運動』を鼓舞した。

 全国の電力供給を重大な危機に陥れている。日本経済は首相の対案無き『脱
原発』の掛け声によって大打撃を受け、東日本大震災復興にも大きな打撃を与
える」との認識を示した。

 福島第一原発周辺の計画的避難区域設定などの住民対応についても、「命の
安全をも自分で決めろという『鬼の政治』」などと強く非難した。


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