幸福実現党政調会長・黒川白雲のblogから転載


菅首相の資金管理団体が、北朝鮮による日本人拉致事件容疑者の親族が所属する政治団体「市民の党」から派生した政治団体に、計6250万円の政治献金をしていたことが昨日1日、分かりました。(参照「
菅首相側が6250万円献金…北の拉致、容疑者親族の周辺団体」)
今年4月の東京都三鷹市議選に「市民の党」から立候補した森大志氏は、よど号ハイジャックグループのリーダー田宮高麿氏の長男です。
「市民の党」は「MPD・平和と民主運動」から派生した団体で、元ブント系の活動家たちが結成した
日本学生戦線が源流となって「市民派リベラル」を装って活動している危険活動団体です。
菅直人氏は、同団体に年間の献金限度額上限の5千万円を支出した年もあり、同団体の財政を支える
最大の献金者の一人です。
政府の拉致問題対策本部長でもある首相が、拉致容疑者の長男を擁立する政治団体に献金していたことは大きな問題です。
菅直人氏は、北朝鮮の元工作員、辛光洙(シンガンス)元死刑囚による原敕晁さん拉致事件について、社民党の土井たか子元党首と共に、韓国政府に対して元死刑囚の釈放を要求した実績もあります。
今回の事件で、菅直人氏は拉致被害者の救済よりも、拉致容疑者の擁護に強い使命感を有していることがハッキリしました。
本日の産経新聞の記事【菅首相側献金「信じられない」「姿勢に疑念」拉致被害者家族が怒り】には、拉致被害者のご家族の怒りが掲載されています。(以下、一部抜粋)
めざす会への献金についてよど号犯グループに拉致された有本恵子さん=拉致当時(23)=の
母、嘉代子さん(85)は「日本の政治家がやることとは思えない」と憤る。
首相は平成元年、拉致事件の実行犯である北朝鮮工作員、辛光洙(シングァンス)容疑者(82)の助命釈放嘆願書に署名。その後、昨年の衆院本会議などで「確かめずに署名したことは間違いだった。反省している」と謝罪している。
草志会をめぐり首相は、在日韓国人系金融機関の元男性理事から献金を受けていたとして、
政治資金規正法違反罪で東京地検に告発されてもいる。
嘉代子さんは「政治家がいかにいいかげんか身をもって感じている。拉致被害者家族としてだけでなく、一人の日本人として、菅さんに即刻辞めてくださいと言いたい
」と批判する。
同じくよど号犯グループが拉致に関わった松木薫さん=同(26)=の姉、斉藤文代さん
(65)は「故田宮高麿元リーダーの長男が市議選に出て、落選したことは知っていた。選挙で当選するかどうかは有権者が決めることで、私がどうこう言うことではないが、
献金が事実なら到底考えられない」と落胆する。
拉致問題をめぐっては、20年8月の日朝実務者協議で北朝鮮が拉致被害者の再調査に合意。しかしその後は棚上げ状態が続いており、
家族会は今年6月、
北朝鮮が9月までに再調査に応じなければ全面制裁するよう求める要請書
を政府に提出。首相は北朝鮮側に再調査を求める意向を示していた。
「そうした首相の姿勢すべてに対し、疑念を持たざるを得ない」。家族会事務局長で
増元るみ子さん=同(24)=の弟、照明さん(55)はそう話す。
増元さんは「拉致問題解決を目指すと語る首相の言葉が本当なのか。きちんと説明してほしい
」と訴えた。
拉致被害者のご家族も、「首相の姿勢すべてに対し、疑念を持たざるを得ない」と強い不信感
と不快感を示されています。
菅直人氏自身が、反日活動団体を支え、日本解体を目指す最大級の危険人物であることは明確で、
北朝鮮の工作員である可能性も捨て切れません。
菅直人氏は即刻、首相を辞任し、日本国籍を離脱し、愛する北朝鮮に帰化すべきです。
以上