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やっぱり旅が好き♪

旅行やお出かけが大好きな私の、ちょっとアバウトな備忘録です。

自宅でのんびりできた2日間は

図書館で借りた本を読んでいました。

 

まずは、森永卓郎氏の「がん闘病日記」

 

【サクラが咲くのを見ることは出来ないと思います】と

突然の余命宣告を受けたステージ4の森永さんが、

 

膵臓がんという病名に納得できず、

セカンド→サードオピニオンと専門医を訪ね歩き、

やがて「原発不明がん」にたどり着く。

抗がん剤での治療方法にも疑念を抱き、新たな治療法を選択する。

 

まさに満身創痍の闘病ドキュメントでしたが、

彼の信条【ウソはつかない】と、

死生観【いつ死んでも悔いのないように生きたいし、今もそうしている】が

深く心に残りました。

「やりたいこと」のひとつ「童話を書く」での作品も何篇かおさめられています。

 

テレビの情報番組などで、森永卓郎さんや荻原ひろ子さんが

鋭いコメントを発するのを見るのが好きだったのに、

近年は全くワイドショーでの出番なしだったのは、

『政権に都合の悪い事(本当のこと)を言うから干された』と

書かれておりましたが、「やっぱりね…」と思いました。

 

朝から晩まで、横並びで同じ話題ばかり扱うテレビより、

ラジオやYouTubeの方が何倍も面白いですからね。

私の友人たちも『テレビなんてほとんど見ていない』と言っています。

 

『お金を稼ぐことや、テレビに出続けることよりも、

本当のことを自由に言い続けることのほうが、

ずっと面白くて ずっと大切だ』

 

大好きな森永さん、来年のサクラもまた見に行ってくださいね。

私もぜひ、所沢にある「B宝館」を訪れたいと思います。

 

 

 

そして、益田ミリ祭り~♪

2冊のコミックを借りることができました。

 

予約待ちが多くてなかなか読むことができないコミックを、

奇跡的に書架で見つけたので即借り!しました。

 

「世界は終わらない」

 

土田新二32歳の独身書店員が主人公で、

1Kの自宅と職場を満員電車で行き来しながら

仕事や結婚、将来、そして人生の幸せについて考えるお話。

 

書店員なので、所々に思い入れのある書籍が登場するのが面白い。

特に合コンで出会ったサキちゃんと、子供のころに読んだ星新一の話で

盛り上がるところがとても好きです。

 

さらに【番外編】として、

土田君がお気に入りのカフェ店長が

すーちゃんだった。という驚きの事実が判明!

   

 

 

あわてて「どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心」を
読み直したのでありました。
とってもお似合いなこのふたり、

ぜひカップルになって欲しかったなぁ…

 

 

そして、もう1冊

「ツユクサナツコの一生」

 

 

 

時は2021年、コロナ禍真っただ中の頃。

ドーナツ店でバイトしている32歳漫画家・橋田ナツコが描く

【おはぎ屋春子】のマンガとシンクロしながら話は進みます。

 

ナツコの父親をはじめ、家族がとてもステキで愛おしい。

ドーナツ店で働く仲間や常連のお客さんたちも温かくて素敵な人ばかり。

なのに、突然ツユクサのように儚く人生を終えてしまうナツコ。

 

今にしてみると異常だったあの頃(コロナ禍の始まり)を思い出しながら、

家族のありがたみにホロリと泣ける作品でした。