まずは簡単に自己紹介から。
私abasutoは20年の新卒入社から4年間直接材のバイヤーを続けています。
樹脂成形品やら継手やら鍛造品やら色々と担当させていただいたり
その側、システムの運用を見直してコストダウンを出したりと色々やっています。
どういった方ががこの記事をご覧になるのかわからないので
補足するとバイヤーといっても、皆様の想像される売れるものを
買い付けて販売する百貨店のバイヤーではなく
製品を作るための部品の購入や、サービスを提供するための派遣の雇用契約を
仕事としており。
求められた品質で、求められた納期に納められるように調整しつつ
適切なコストで購入する一方で、最適解を求めて買い方、品質などを見直す仕事です。
(ちなみに適切なコスト、最適解としているのは決してコスト一辺倒の買い方が常に正しいわけでは無いからです)
前置きは程々にして本題です。
読者の皆様は自分の仕事の魅力を語れますでしょうか?
弊社ではあと数週間もすれば新入社員の方が部署にやって来ます。
望んで配属されたにせよそうで無いにせよ、
先達として、配属された彼らに購買とはどんな仕事で何が魅力を語る必要が出てきます。
彼らに質問された時に語れますか?
ちなみに私は私は語れますし、語れるべきであると考えています。
なぜならば、我々はその職のプロであり、プロがその業務の面白さを語れないのは
何も考えずに仕事をしていることと同義ですので、いかがかと思うからです。
ちょうど良い機会なので、改めて私の考えるバイヤーの面白さ・魅力を言語化しておこうと思います。
面白さ・魅力は以下の3つです。
※稀有な仕事
日常生活がそのまま仕事になる職種は少ない、もしくはないのでは無いかと思います。
普段から行なっているモノを買うという行動が仕事になるわけですが、
そういった仕事は少ないものだと考えています。
他にあるとすれば、アーティストでしょうか。
普段の業務が私生活の中でも活かせます。
業務の中でいかに安く買うのかを考える機会があります。※課題解決
難問を解いた時のあの快感を仕事で得られます。
というのも、購買職は課題を解決する仕事だからです。
常に自社より安価で買っている他社がいるはずです。
その要因は、購入規模の差かもしれませんし、ネゴの腕の差かもしれません。
これらの要因はさておき、自社と他者との価格差という課題が存在します。
これが常に存在しており、何度やっても新しい課題が湧いてくる。
無限に快感を味わえるお仕事です。