網走の観光のあり方考察・・・・・・・・の巻!!!
今日はずっと網走市観光実施計画の昭和53年度、56年度の物に目を通していました。
返却せねばならず、必要部分に付箋を張りコピーを取りに行ったりです。
30年以上前の計画ですが、これを骨子に動いている部分が大いにあるとの事もあり。
かなり勉強になったので一部考察を書きたい。
天都山部分に関して、展望レストランという部分があった。
流氷館と一体となって存在していたが、計画案の部分を見ると・・・
以前議論に上がっていたような上に無駄に高い様な展望等ではなく。
清水寺の様なすこしせり出した様な形のテラスであった。
そういう形で十分ではなかろうか・・・・・・・
名勝とこだわった部分があるようだか、正直この委託した考察でも目玉に成り得ない事が書いてある。
山という分類では、観光名地としての魅力は低いと位置づけて良いだろう。
森林サーキットという構想もあった。
まさに南公園のアスレチックを模している様相の構想である。
展望台を清水寺の様に済ませ、流氷館をくっつける。
そして下部に森林サーキットならぬアスレチックコースを南公園が利用が少ないならばアスレチックを移設する。
極論で住民が楽しくないものを観光客のニーズに合う訳がないとの意見も書かれてあった。
まさにその通りだと思う。
観光という部分で、流氷祭り、あったか網走など冬のイベントを例に挙げて言うと。
多くの部分で、以前能取岬でやっていたのっとりランドの時の方が楽しかったとよく言われる。
各場所によっての経済効果なども加味された上で現在は2つに別れているらしい。
以前議会でもこの2つを1つにという議論が水面下で行われたとも聞いた。
水面下じゃ全く意味がないので、やってないも同じだ。
オープンな成熟した論議が必要で、現在観光としての現象が著しい中。
個々の利益を追っていては全体の減は免れないだろう。
規模も半端になっており、地元の人も楽しんでいる人が少ないのが現状と言えるだろう。
合致が難しいんじゃなくて、合致することでどう観光客誘致に持っていくかがもんだいである。
個々の取り組みでは限界が見えた現状でイベントごとにあがくのは果たして街の為になるだろうか?
流氷祭りにしても、日程を札幌の雪まつりにぶつける意味が解らない。
主体モニュメントも雪像と雪まつりとかぶせてるが、規模的にも全く比べ物にならない。
勝てるわけでも無いし、団体旅行の周遊コースを狙っての事だろうが現在は個人旅行が主体だ。
流氷祭りと冠するからには、流氷をガーンと積み上げてあったほうがよりよっぽど効果的ではないだろうか?
やればいいんじゃなくて、もちろんイベントには発生する経済効果を考えなくてはならない。
ここでしか見られない・・・・そういう物が集客力を高めるのだと思う。
流氷を小規模でなく大きく積み上げるだけで、インパクトも大きくなる。
流氷が全く来なかった事は無いので、来たときに大きく確保してイベントと合致させるだけで全く見れなかったという不満足感を減少させる事が出来るだろう。
流氷館も以前の最低入り込み20万人を見込んだ計画だが、根本の入り込み数が崩れているので今までのアンケートなどの素案も白紙にするのが妥当だろう。
折角という考えもあるかもしれないが、前提が変わった以上その前提で行くとランニングコストすら赤字という税金垂れ流し施設が出来上がるのが明白である。
作るにしてもそれだけは根本から絶対に阻止せねばならないと思う。
そもそもの観光のあり方という部分に関して考えると、流氷館という施設もどうあるべきかという部分の観点でのしっかりと話し合いをもって然るべきだと思う。
事務的に計画を遂行するのは、全く観光という観点からずれている。
ちょっと悪戯心というのがある人が考える方が、楽しめる観光という実践が出来るのではなかろうか?
もちろん暴走しちゃダメですが。
観光って以前も確か書いたけど、楽しめる事というのが1番でありそれが思い出としてプラスのイメージとして繋がると思う。
情報ツールの発達により個々の情報発信力も決して馬鹿にするモノではない。
現状で言うと、はっきり言って通過地点の1つにしか過ぎずかつ決してプラスが多いとは思えない。
それをどうにかしよう・・・・・そう思って行動しようとするんですが。
何せ利益関係とかもありそういう部分からの反対もある為に中々進まないのが現状。
必ずしも変わることが全てイイとは限らない。
全体を見てどうあるべきか・・・・・そのターニングポイントを見極める限界がもう近いと思う。
いつまでも見ているだけじゃ何も変わらない。
観光という先物取引の様な投資は、確かに不安定要素が多いかもしれない。
しかしやるならば、中途半端が一番いけない。
お金をかければいいってモノでも無いし、どう効果的にするかという部分で考えなくてはならない。
現状を守ろうとしてやっている結果の現在。
じゃあどうすれば上昇出来るかというのを考えなくてはならない。
急には難しい。 ゆっくり変えなきゃ・・・・
そういう部分もあるけれど、大きく変えなくてはならない部分もある。
そして僕が思うにその1つとしての観光と言う部分は逼迫している現状だと言っていい。
多くの雇用を生んでいる産業の1つとして、個々ではなく全体としてどうあるべきかもしっかりと認識すべきだ。
そしてココで観光課に苦言を呈すとすれば。
観光の政策を考え進めていく機関であるべき観光課が、草刈や看板のペンキ塗りなどをしていていい状態であるのだろうか?
そういう部分ができないならば、観光課を無くして観光協会にまる投げしてしまった方がよっぽど予算的にいいと思うのは筋だ。
ある意味。一番焦ってやらなきゃならない課でもあるし、アイディアマンを最も必要とする課でもあると思う。
事務的では全く済まない課で、昨年は特に厳しい状況だったのも理解出来る。
しかし、だからこそ役所で最も革新的考えの課であって欲しい。
近年の状況もあり一番厳しい課かもしれないが、やるからにはしっかりやって欲しい。
これから最新のって言っても平成17年度版を読むんですがね。
骨子が昭和53年度の物である以上そこから学ぶ必要があったのです。
明日はまた予定があって挨拶まわりです・・・・
また、最近コメントが付いても事務局で削除されて読めません。
削除って事は罵詈雑言であると思いますがね。