農業と政治
早いものでもう1月も4日目を迎えます。
今日のお題は『農の力』
農業の力という事で、例によって北海道新聞の記事にあった。
日本が誇る農業の輸出品目、1位りんご、2位ながいも、3位なし、ぶどう、ももと続く。
そう、圧倒的に果物が多い。
果物って、野菜等の品目で言うとどっちかというと、嗜好品に近い感じがする。
もちろん、主な輸出国は中国や台湾といった所である。
記事によると、やはり高品質が人気の的で。
ながいもでも、地元の4倍の値段にも関わらず売れ残りは無いそうだ。
やはり、高品質高価格は定着しているものと考える。
私は、単純にそこに活路を考えていたのだが、今日の記事では少し違った。
輪作という事をご存知だろうか?
同じ作物を同じ場所で作り続けると、畑が弱って害虫などが発生しやすくなる。
よって、1年毎に違う作物を植えて4~5年のサイクルを作るのだそうだ。
と言うことは、どうしても損を見る作物も作らざるを得ない。
という事になるのだ。
5品目すべてが、地元でブランド化されている所など僕は知らない。
そう考えたとき、5品目の改良・ブランド化より先に
すでに農家自体が、やっていけなくなってしまわないだろうか?
もちろん、品質で他国には劣らない。
しかし全ての品目で、大きなマーケットがあるわけでもないのだ。
どうやって守って行けば良いのだろうか?
TPPってヤツは思っているよりもずっとずっと根が深い。
工業輸出主体は諸手を挙げて喜んでいるかもしれない。
確かに、その事自体で雇用の促進と景気の上昇も期待できる側面もある。
しかし、食という面が全く自立できない国になってしまって本当によいのだろうか?
レアメタルの件一つだって、依存していたから起こったことで。
ひいては日本の国際的な国力の低下を招かないだろうか?
問題が起きても、食料輸出しないよって最強の外交カードを切られたら。
日本はYESと言わざるを得ない状況になってしまわないだろうか?
そう考えると、今日の読んだ記事ってのは深く考えさせられた。
もう一つ今日の記事に、北海道議会議員の状況が書いてあった。
北海道179市町村、104議席、2議席減ったのは地方だった。
104議席の内札幌市、28名。多過ぎ。
10区しかないのに、28名。
他の76名、もうちょっと頑張って札幌の議席減らせよ。
君らは協力って言葉を知らんのか、それとも党の関係で動けないのか?
超党派でそんなもん動きなさいよ。
18人削ったら大体で年間2億7千万経費削減できるんだから。
地方も削って、50人位にすれば、約8億は浮くのにね。
そしたら、年収300万が270人雇える。
54人辞めて270人働けるならその方がいいのにね。