TPP テーペーペー | 網走市議会議員 ふるつのぶひろ 

TPP テーペーペー

TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定。


Trans Pacific Partnership の頭文字をとってTPP


もともとは、チリ・シンガポール・ニュージーランド・ブルネイで協議していて。


こいつあぁいいと、アメリカ・オーストラリア・ペルー・ベトナム・マレーシアと


次々と参加を表明しました。そして遅ればせながら我が日本も、交渉のテーブルにつくそうです。


じゃあそもそも、TPPってなんぞや?


えー輸入とか輸出する際に、関税ってあるんです。


その、関税という税金をほとんど取っ払っちまおうっていう契約です。


なぜ揉めるのか?


こんな心配事があるからなんです。


極端に安いものなどが入ると、その国の産業が崩壊してしまいますよね。


で、関税という税金をかけて値段を調節しているのです。


輸入品=高いのではなく、税金がかかるから高くなっているのです。


例えば、小麦なんかは関税700%位かかっているはずです。


これがなくなると、輸入小麦は国産の7分の1の値段になっちゃうと。


そしたら、みんな国産小麦買わなくなっちゃって農家が困る。


農家儲からないから辞める。となっちゃうのが心配の種。


農家がいなくなると、国産の物の希少価値がどんどん上がり余計クビをしめてしまいます。


だって、海外って農業の規模が違うもの。


いくら北海道が農業進んでいても、作る規模が全然違うのです。


大量生産ゆえの安さ、値段で勝負されたらとてもじゃないけどかないません。


一方、お得な事も実はあります。


そう、輸出に関する事です。


日本の代表的な輸出、車や電子機器などに関するものです。


そうすると、向こうで売る値段が安くなるので売り上げが上がり。


生産工場の雇用の促進など、一定の利益的側面もあるのも確かなんです。


国産の野菜や食品が無くなっていく一方。


外国で国産品が安値で売れるので需要が伸びる。


でも、やっぱり犠牲の元に伸びる需要なので、大手を振って歓迎できないんですね。


それで、大きく反対の運動が起きてるのです。


もちろん、私も農業地域の北海道ですから反対です。


しかし、反対を表明してもきっとTPPは実現すると思っています。


じゃあどうすれば良いのか?


僕は高級品としてブランド化を進めるしかないと思ってます。


北海道でも各地域に定着している品目があります。


それをもう北海道をあげて地域ブランドの定着と高級品の認識を高める必要があると思ってます。


今、中国では日本の野菜・果物が高級・安全の品として金持ちに人気があるそうです。


悲観して足踏みしていては、いざなってしまったときに困ってしまいます。


悪くなる事を前提とした、準備をしておけばTPPに参加しても、しなくても左右されずに終わるし。


尚且つ、そういう想定の元に行動した事で自力の底上げになるので。


と、個人的に思ってます。


まぁ、国や北海道がどういう風に1次産業を守るのか?具体案すらないですからね。


子供手当てすら、国民に疑問視されてる始末。


もらえる物は貰うけど、おたく大丈夫なの?って意見が大半です。


そこのところも、ちゃんとやりっぱなしじゃなく検討してから増額とか言って欲しいですね。


まぁそれちゃいました。


TPPについてでしたが、不足、間違っている部分もあると思います。


あくまで主観ですので、ご了承下さい。(●´ω`●)ゞ


読者登録してね