近本を1番に戻すなど、打順変更も、ぼちぼちの阪神 | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年6月15日の阪神タイガースは、みずほPayPayドーム福岡での福岡ソフトバンクホークスとの交流戦でした。
現在、貯金が1つの阪神ですから、きょう先発登板のビーズリーか、あした先発登板の才木のどちらかで良いから勝ってくれないと、交流戦終わりで借金生活になっている可能性がありますね。
きょうは頑張って勝つことができたのか?

さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(三)佐藤 輝明
5番(指)前川 右京
6番(一)糸原 健斗
7番(左)ノイジー
8番(遊)木浪 聖也
9番(捕)梅野 隆太郎
先発投手 ビーズリー

近本が13試合ぶりに1番に戻って、4番は佐藤輝が務める形になりましたね。


福岡ソフトバンクホークス
1番(中)周東 佑京
2番(遊)今宮 健太
3番(三)栗原 陵矢
4番(一)山川 穂高
5番(指)近藤 健介
6番(左)柳町 達
7番(捕)甲斐 拓也
8番(右)笹川 吉康
9番(二)廣瀨 隆太
先発投手 東浜 巨

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は森福允彦さんでした。


=== 試合結果 ===

きょうは詳しい試合経過を書けませんでした。

2対6で阪神が負けました。

勝利投手は東浜巨で、3勝1敗0セーブ。
敗戦投手はジェレミー・ビーズリーで、3勝1敗0セーブ。

ホームランは近藤健介の9号3ラン(1回)、笹川吉康の1号ソロ(5回)でした。

観客数40,142人 試合時間3時間10分


=== 戦評 ===

こちら先発投手のジェレミー・ビーズリーは、立ち上がりから周東佑京にヒットを打たれ、盗塁もされたあと、続く今宮健太に四球を与えるなどしてピンチを迎えると、近藤健介に左中間に入る3ランホームランを打たれてしまって、3失点。
ちょっと周東の足にかき回されたのもあったか、制球面でビーズリーらしくない立ち上がりでしたか。
5回裏も笹川吉康にツーワンから直球が甘く高く行って、ライトへソロホームランを打たれたりで、急に崩れて3失点したことになりまして、0対6と大量得点リードされてしまいます。
まあ、きょうは後半戦に向けて勉強になったと思うしかないですね。
4と1/3イニングを86球で投げ、5被安打でしたが3与四球・無与死球、3奪三振での6失点。


むこう先発投手の
東浜巨は、直球のキレも良いのですが、シンカーが有効なピッチャーと解説されていましたね。
カットボールなんかもよく投げていて、ボールが動くようなピッチャーなんでしょうかね。
少なくとも2回くらいまでは四球も出してますし、制球が良くなかったと思うんですが、
結局、3回以外は毎回走者を出していました。
6回表は佐藤輝明にライト線破る2塁打が出て、阪神側にチャンスが作れました。
続く前川右京のファーストゴロの間に1点取りまして、1対6にしていましたか。

東浜はこの回までで交代でした。

8回表も、ソフトバンクのピッチャーは3番手の
長谷川威展になっていましたが、中野拓夢の四球、森下翔太の三遊間破るレフト前ヒットのあと、2アウトになって糸原健斗がツーツーからの外角スライダーをやや泳いで打ったセンター前タイムリーヒットで、2対6としていましたが、きょうの得点はここまででした。

まあ、
きょうの首脳陣は打線をまた大きく変更したというか、近本光司を1番に戻して、佐藤輝明を4番に据えるということをしたわけですが、このことについての評価はなかなか難しいですね。
10残塁とわりと拙攻でしたが、2点は取ったわけですから、全くダメということも言い難いし、逆に積極的に肯定的に評価できるかというと、そんな極端に良い感じでもないでしょうから。

 

 

 

 

 

 


そのあたりのことも考えながら、きょうはここで岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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-最後までチャンスをつくった。

「いやあ、そら、初回3点は重いよ。今の状況からいったら。今日は、初回はあれや、立ち上がり悪かったな。ビーズリーはな。コントロールがな、はっきりしとったもんな」

-初回は先にいい形になりかけた。

「いい形なっとったら、タイムリー出なアカンやん。いい形とか。なんぼ形作っても、点取らなアカンねんから。そこで打つか、打たへんかいうことやろ」

-ヒット以外のところで走者が進んでいかないのが流れ悪い。

「流れ悪いってそら、セカンド、得点圏いったらタイムリー出んとアカンやろ。そういうことやろ」

-打順を開幕オーダーに近い形に。

「昨日は左(投手)やしな。今日は右やし」

-4番の佐藤輝に長打が出た。

「1回沈んだけどな。(打率)2割を。持ちこたえたな」

-少しずつ戻ってきてる感触は?

「知らん、ないんちゃう、分からへん。この打率でなんで評価するんよ、そんなん。ええとか悪いとかの問題ちゃうやろ、この打率見とったら」

-明日ひとつしっかり勝って。

「うん、また(貯金が)ゼロなったいうことやろ」

(自ら語りだし)

「大山はあれやけどな、2割を基準にしとったんやけどな(笑)」

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岡田監督にも、打順についてはどれが正解かまだ判断つきかねる感じなんでしょうかね。
いろいろとやってみることも必要な段階なのかもしれません。



阪神は4位に転落して、貯金も全て無くなりました。
きょうはこのへんにさせてください。
いつも読んでくださってありがとうございます。