打線改造も実らず、またサヨナラ負けの阪神 | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年6月1日の阪神タイガースは、千葉にあるZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテマリーンズとの交流戦でした。
きょうのジェレミー・ビーズリーと才木浩人が先発投手のときは、安定感があるので確実に勝ちたいような気がするんですが、打線が打線なのでどうなるか?

きょうこそ多めに点を取って、勝って欲しいですね。
さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(二)中野 拓夢
2番(右)植田 海
3番(指)糸原 健斗
4番(中)近本 光司
5番(左)前川 右京
6番(三)渡邉 諒
7番(一)大山 悠輔
8番(遊)木浪 聖也
9番(捕)梅野 隆太郎
先発投手 ビーズリー

打線を大幅に変えてきましたね。
4番に近本が入り、大山が7番に降格するなど、どエラい事になっています。
近本は日刊スポーツによりますと、阪神の歴史の中で第109代の4番打者になったようですね。


千葉ロッテマリーンズ
1番(左)岡 大海
2番(二)小川 龍成
3番(中)髙部 瑛斗
4番(一)ソト
5番(指)ポランコ
6番(三)安田 尚憲
7番(捕)佐藤 都志也
8番(遊)友杉 篤輝
9番(右)和田 康士朗
先発投手 田中 晴也

14時頃からプレイボールのデーゲームでした。
中継番組の解説は鳥谷敬さん、狩野恵輔さんでした。
観客席にはきょうも阪神ファンも多いです。
風はきょうもそんなに吹いてない方らしいです。


=== 試合結果 ===

きょうは詳しい試合経過を書けませんでした。

2対3で、きょうも阪神はサヨナラ負けです。

勝利投手は澤田圭佑で、2勝0敗0セーブ。
敗戦投手は西純矢で、0勝1敗0セーブ。

ホームランはありませんでした。

観客数29,534人 試合時間3時間44分 


=== 戦評 ===

2試合連続でロッテにサヨナラ負けしましたね。
これで5連敗になり、まだ交流戦では1勝もしてない阪神です!

まあ、ずっともの凄く良い投手陣に支えられ、ほとんど奇跡的な薄氷を踏むような勝利を続けて首位にいた阪神ですから、ちょっと投手陣が疲弊してくれば、連敗もして順位を落としてくるのは当たり前なんでしょうね。
きょうも打線は2点しか取れずに、むこうは3点しか取っていない。
打線が点を取らないせいで、わかってはいても、ほんまに悔しい敗戦を阪神は続けていますね。


こちら先発投手の
ジェレミー・ビーズリーは、直球が強く変化球もキレがあって、悪くは無いんですが、外国人投手によくあることで、粘られたり走者が出て走られたりするとストレスになるのか、少しカッカするところがあるかもしれませんね。
ちょっと制球が乱れたかもしれませんが、ただ、
そんなに大崩れするようなことはなく、よく投げていました。
4回裏の1失点もやや運の悪い1塁ベースに当たったタイムリー2塁打であったりしたので、仕方が無いですよ。

9回裏はこの回から4番手の岩崎優が投げていましたが、1アウトから中村奨吾に浅いセンター前ヒットでセンター近本光司がスラディングキャッチをしようとして後逸した2塁打打たれます。
続く
佐藤都志也は空振り三振でしたが、次の友杉篤輝がフルカウントからのやや内の直球を打ったやや前進守備のレフトオーバーのタイムリー2塁打で2対2の同点となります。
これで、この試合は延長戦に入ることにきょうもなりました。

11回裏は阪神のピッチャーは5番手の
西純矢が2イニング目を投げていました。
先頭の
中村奨吾がワンワンから外角高め直球を打ったセンター前ヒットを放つと、続く佐藤都志也が初球でバントを決めて1アウト2塁。
次の
友杉はレフトフライに打ち取りましたが、最後に愛斗がツーワンから真ん中直球を打ったライトオーバのタイムリー2塁打で、2対3と阪神がサヨナラ負けとなりました。
 

 

 

 

 



むこうの先発投手は田中晴也でしたが、まあまあ力強い球を投げていました。
最速は151キロくらいのようです。

プロの公式戦で初登板のわりには落ち着いていて、制球もまずまず良かったでしょう。
初登板ということでなんでしょう、早めに交代して、5回を2被安打での無失点でした。
試合前半は彼によって無得点で阪神打線は抑えられました。

ただ、ピッチャーが2番手の
中村稔弥に代わった6回でした。
2アウトから、
植田海がボテボテの三塁線のキャッチャーが捕ったゴロの内野安打で出塁すると、糸原健斗がセンター前ヒットを放って、2アウト1・2塁のチャンスになります。
そこから
近本光司が四球を選んだあと、前川右京が手に当たった死球を受けてので、押し出しとなりまして、阪神が1点を取って1対1の同点に追いつきます。

さらに9回表はロッテの3番手の益田直也がマウンドに上がったんですが、先頭の近本がツーストライクから右足つま先あたりに当たった死球を受けて出塁すると、続く前川の打席で初球、近本が盗塁成功。
前川は直後にファーストゴロを打って、1アウト3塁にすると、次の渡邉諒がツーボールからの真ん中スライダーを打った左中間のレフトへの犠牲フライで、1対2と一時は勝ち越していました。
きょうの得点はそれだけでしたね。


ここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧いただきたかったんですが、きょうも監督は各メディアの取材には応じなかったようですね。
日刊スポーツによりますと、「もうええやろ」とだけ口にして、球場を後にしたとのこと。
引き上げていく監督の写真を見ると、かなり表情は険しい感じでした。
大山を7番に動かし、近本を4番にするなど、打線を大幅に改造したのに、2点しか取れなかったわけですから、あんまり言うこともないのかもしれません。
監督も苦しいところなんでしょう。

ちなみに5連敗は去年からの2次政権では2度目のことらしいです。(今季ワーストです。)

ただ、朗報と言って良いのかわかりませんが、
きょうは上位の広島も巨人も負けていますね。
首位・広島は3位・阪神のたった1ゲーム上にまだいます。



僕もとにかく悔しいのは同じで、きょうのところはこのへんにさせてください。

いつも読んでくださってありがとうございます。