まさかの村上頌樹が5失点!初回表が分かれ目でした! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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2024年4月2日の阪神タイガースは、京セラドーム大阪での横浜DeNAベイスターズとの試合でした。
きょうから京セラドームでの3連戦が始まります。
さっそくスタメンから書いて行きましょう。


スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(二)中野 拓夢
3番(右)森下 翔太
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(左)ノイジー
7番(捕)坂本 誠志郎
8番(遊)木浪 聖也
9番(投)村上 頌樹

昨季はこれが不動の先発オーダーでしたが、久しぶりですね。


横浜DeNAベイスターズ
1番(右)度会 隆輝
2番(一)オースティン
3番(左)佐野 恵太
4番(二)牧 秀悟
5番(三)宮﨑 敏郎
6番(中)関根 大気
7番(捕)山本 祐大
8番(遊)石上 泰輝
9番(投)ジャクソン

18時頃からプレイボールのナイトゲームでした。
中継番組の解説は鳥谷敬さん、糸井嘉男さん、岩田稔さんです。


=== 試合結果 ===

きょうは試合経過を詳しく書けませんでした。


3対5で阪神が逃げ切られ、負けました。

勝利投手はジャクソンで、1勝0敗0セーブ。
敗戦投手は村上頌樹で、0勝1敗0セーブ。
セーブは山﨑康晃について、0勝0敗1セーブ。

ホームランは木浪聖也の1号ソロ(7回)のみでした。

観客数36,189人 試合時間3時間19分


=== 戦評 ===

去年はMVPと新人王を獲った先発投手・村上頌樹が、まさか3イニングを5失点でマウンドを降りるという展開は、ほんまに苦しかったですね。
阪神打線の4番と5番がかなり調子が悪いのもあり、結局、追いつくことができませんでした。
4回以降の阪神のリリーフ投手は、漆原大晟→島本浩也→門別啓人と、相変わらずよく打つDeNA打線を2イニングずつ、それぞれ無失点で抑えたんですけどね。


こちらの先発投手でした
村上頌樹は、初回表に先頭の度会隆輝に四球を与えてしまう制球の悪さがきょうはありました。
続くオースティンはセンターフライに打ち取るんですが、次の佐野恵太にライト前ポテンヒットを打たれ、1アウト1・3塁のピンチになります。
ここで、牧秀悟はサードゴロやったんですが、打球が強いせいもあったんでしょう、サードの佐藤輝明が大きくはじくエラーとなってしまい、まず1失点となります。
そのあと、宮﨑敏郎にライト前ヒットを打たれながらも、関根大気をファーストフライに打ち取って、2アウト満塁に持ち込むんですが、ここで山本祐大に右中間を破る走者一掃の3点タイムリー2塁を打たれてしまい、この回、0対4と阪神が大量リードされてしまいました。
村上は3回にも1失点しましたので、結局、3イニングを65球で投げ、7被安打の1与四球・無与死球、2奪三振での1失点。
球にキレはあったんでしょうけど、制球が良くないのと、初回はサトテルのエラーに遭った不運もあって、とんでもなくひどい今季の初登板となったでしょう。
 

 

 

 

 



打つほうでは、きょうは目立ったのは近本光司が、1回裏の1打席目に右中間破る3塁打、8回裏の4打席目にライトフェンス直撃の2塁打と、2本長打を放ち、なおかつそのあとの味方の攻撃で2度ホームを踏んだことでしょう。
あと、ずっと無安打でした木浪聖也にライトスタンドまで運ぶソロホームランが3打席目(7回裏)に出たのも目立ちました。

それで、結局、きょうのクリーンアップは無安打。
3番・森下翔太にはサードゴロのときに得点した1打点がありますのでまだ良いのかもしれませんが、4番・大山悠輔は4打席無安打で2三振。
5番・佐藤輝も4打席無安打で1四球・1三振。

佐藤も調子が良いようには見えませんでしたが、特に大山の方がどうしたもんでしょうね?

もうここら辺はボヤくしかないので、きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

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-初対戦のピッチャー(ジャクソン)であの展開は厳しかった

「いや、そらのう。まさか初回4点と思ってないからのう」

-村上は四球から。

「先頭にあんなフォアボールを出したからなあ。あんまりよくなかったって、ブルペンから良くなかったっていうてたけどなあ」

-珍しい姿

「珍しいって初めてやろ。先頭バッターにフォアボールなんてなあ」

-ボール判定は厳しかったか

「いや、そらわからん。こっちからは。高いのを取ったりしていたけどなあ。それはわからん。ベンチからはわからん」

-あそこまでだったが、立ち直る気配がなかった

「そうやなあ、2回スッといって、あのままゼロでいっとったら、もうちょい投げさすつもりやったけどな。あそこでまたヒット続いたから、もう代えたけど」

-後を継いだリリーフ3人が2回ずつしっかり投げきった

「そうやん、そら2回ずつ投げんと、そんなんお前」

-ああやってゲームを保つもの大事

「いやいやそら、負けてる時はな、おーん。そらもうちょっと早よな、1点ずつでもそらお前な、追加点取れとったらよかったけどな」

-門別は前回に続いてしっかり落ち着いて投げた

「まあそうよ、おーん。もっと真っすぐ投げ言うたんやけどな。真っすぐ投げへんわ」

-リリーフはこうやって投げながら

「いやいや、島本もな、ちょっと良うなってきたというかな、悪かったけど。まあなんとか3人で、今日は切り抜けたいうやつやろ」

-佐藤のエラーなかったら

「うん。ゲッツーやろ。そういうことやんか」

-あれで村上も

「まあまあ、そらそうなるわな、おーん。完全にな打ち取っとったからな、おーん。あそこだけ低い球行ったからまた、ゴロの球な、おーん」

-右投手でもノイジー今日が先発、こういうパターンも

「なんで、ノイジー先発しちゃあかんの、右ってだけで。なんで?誰先発してもかまへん、なんでよ。右ピッチャーなら左行かなあかんの?」

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やはりサトテルの調子が攻守ともに良いようでないと、チーム全体に調子が出ないように今の布陣ではどうしてもなりますね。
佐藤輝の守備がほんまに良ければ、こんな試合展開にはなってませんでしたもん。

岡田監督も、サトテル批判をしたくなってしまうのでしょう。


しかし、
阪神はまだ始まったばかりとは言え、単独の最下位となりましたね。
巨人も中日に延長戦でサヨナラ負けしたようで、2勝2敗で広島と並んでの3位。
首位は3勝1敗となったDeNAです。

ま、まだ気にすることは無いと思うのですが、苦しいスタートなのは間違いないですね。

きょうはこのへんにしときましょう。
いつも読んでくださってありがとうございます。