オープン戦6連敗も「そんなん全然関係ない」と岡田監督 | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

20年以上ネットで発信し続ける大阪の阪神ファンが、ずっと観てるが故の分析をし、試合結果などの事実から、野球を観る上でのヒントをお伝えし、話し合います。

2024年3月6日の阪神タイガースは、甲子園球場での東北楽天ゴールデンイーグルスとのオープン戦でした。
きのうは雨のために試合前中止になってましたので、きょう試合ができたことは有り難かったでしょう。
あんまり中止が多いと、選手、特に投手の調整に影響も出てきますのでね。
 

甲子園では今季初のゲームになります。
さっそくきょうのゲームのスタメンから書いて行きましょう。

スターティングメンバー
阪神タイガース

1番(中)近本 光司
2番(遊)木浪 聖也
3番(指)ノイジー
4番(一)大山 悠輔
5番(三)佐藤 輝明
6番(左)前川 右京
7番(二)渡邉 諒
8番(右)井上 広大
9番(捕)坂本 誠志郎
先発投手 伊藤 将司

きょうは中野と森下が侍ジャパンに行っている為にいません。
セカンドは渡邉が、ライトは井上が務めるようです。


東北楽天ゴールデンイーグルス
1番(左)小深田 大翔
2番(遊)村林 一輝
3番(三)浅村 栄斗
4番(指)島内 宏明
5番(一)茂木 栄五郎
6番(右)阿部 寿樹
7番(中)辰己 涼介
8番(捕)石原 彪
9番(二)黒川 史陽
先発投手 田中 将大

13時頃からプレーボールのデーゲームでした。
天気は曇りで、寒かったそうです。
中継番組の解説は狩野恵輔さんでしたね。


=== 試合経過 ===

1回表
先頭の小深田がワンストライクから外角高めカットボールを打った左寄りのレフトフライでしたが、村林がワンストライクからの真ん中高めカットボールを打ったライト線破る2塁打で、阪神のピンチになります。
ただ、浅村がツーツーから外角低めツーシームで空振り三振。
島内がフルカウントからの四球でしたが、茂木がワンツーから内角やや高め138キロ直球を打った左寄りの浅めセンターフライでした。

1回裏
先頭の近本がワンツーからの外角スライダーを空振り三振。
木浪がツーツーからの外角スプリットを打ったピッチャーゴロ。
ノイジーがワンストライクから真ん中ツーシームを打ったショートゴロ。

2回表
先頭の阿部が初球の真ん中やや高めカットボールを打ち上げた、変化された風に惑わされたサードフライで、サードの佐藤輝がエラー。
ノーアウト2塁となって、辰己がワンツーからの内角高めツーシームを空振り三振。
石原がワンツーから真ん中高め138キロ直球を少し詰まって打った左中間のレフト前タイムリーヒット。
ただ、石原は2塁に行こうとして2塁送球タッチアウト。
0対1と先制されて、なおも2アウトランナーなし。
黒川がツーボールからやや内高め直球を打ったライトフライ。

2回裏
大山がスリーワンからの四球で出ますと、佐藤輝が初球の外角直球を打ったゆるめのセカンドゴロで、1塁走者の大山にタッチしようとするも空タッチ、1塁送球はウトで、1アウト2塁。
前川がワンストライクから真ん中低めスプリットを打った一二塁間を速いゴロで破るライト前ヒットで、1アウト1・3塁。
渡邉が初球の内角高めツーシームを打った左寄りのレフトへの犠牲フライで、1対1と同点として、なおも2アウト1塁。
井上がツーボールからの外角高めツーシームを打った強烈なピッチャー返しのセンター前ヒットで、2アウト1・2塁としますが、坂本がワンストライクからやや内のツーシームを打った強めのサードゴロで、2塁送球フォースアウトのチェンジ。

3回表
小深田がフルカウントになって、低めに直球が外れて四球。
村林の打席で小深田に盗塁をされると、村林はフルカウントになって内角低め直球を空振り三振。
浅村がワンツーから内角高め直球を高く打ち上げた浅いセンターフライ。
島内が抜けたツーシームが右肘のレガースに当たった死球で、2アウト1・2塁。
茂木が初球のやや内のカットボールを打った、一二塁間破るライト前タイムリーヒット。
1対2と楽天が勝ち越して、なおも2アウト1・2塁。
阿部は初球の真ん中カットボールを打ったレフトフライ。

3回裏
楽天のピッチャーはポンセに交代。
ファーストに渡邊佳明などかなり守備交代。
近本がツーツーから内角高めスライダーを打ったゆるめセカンドゴロで、少しセカンドがファンブルしたがアウト。
木浪がフルカウントになって四球のあと、ノイジーがフルカウントまで粘ってランエンドヒットの掛かった四球で、1アウト1・2塁。
大山がスリーワンからの外角ツーシームを浅めセンターフライ。
佐藤輝明はワンボールからの外角150キロ直球を打った右寄りにシフトしていたセカンドへの強めのゴロで、1塁送球アウト。

4回表
辰己がツーツーから外角低めカットボールで空振り三振でしたが、石原が初球の真ん中カットボールを打ったセンター前ヒットで出塁します。
さらに黒川がツーツーから真ん中低めカットボーを打ったレフト前ヒットのあと、伊藤裕季也がワンストライクから真ん中高めレフト前ヒットで、1アウト満塁となります。
ただ、入江がワンストライクから外角低いチェンジアップを打ったセカンドゴロダブルプレー(4・6・3の併殺)で、チェンジ。

4回裏
センターに中島が入りました。
前川がツーストライクから外角高め152キロ直球を打った深いショートフライ。
渡邉諒が外角低いナックカーブで空振り三振。(三球三振)
井上がワンツーから真ん中高い直球で空振り三振。

5回表
阪神のピッチャーは2番手の岩崎優に交代。
平良がワンワンから外角138キロ直球を打った大きなレフトフライ。
代打フランコがワンツーからのやや外高め直球を打った左中間フェンス直撃の2塁打。
渡邊佳明がワンツーからの外角直球を打った三遊間破るレフト前ヒットでしたが、2塁走者が3塁でいったん止まるもレフトの前川がこぼした間に1失点。
1対3となって、1アウト2塁となって、阿部が初球の真ん中やや低めチェンジアップを打った深いレフトフライ。
中島がツーツーからの真ん中高めスライダーを打ち上げた浅めレフトフライ。

5回裏
楽天のピッチャーは3番手の櫻井周斗に交代。
坂本がツーワンからのやや外低めツーシームを打ったほぼ正面のショートゴロ。
近本がツーストライクからやや外のスライダーを打った二遊間のセカンドゴロ。
木浪がフルカウントからやや外の147キロ直球を空振り三振。

6回表
阪神のピッチャーは3番手の大竹耕太郎に交代。
石原がツーツーから真ん中低めチェンジアップを打ち上げたライン際の浅いファーストファウルフライ。
黒川がワンストライクからやや外のツーシームを打った左寄りのゆるめセカンドゴロ。
伊藤裕季也がフルカウントから外角やや低めツーシームを打ったショートの右を破ったセンター前ヒットでしたが、入江がワンボールからのやや外の高めチェンジアップを打ち上げたキャッチャーファウルフライ。

6回裏
楽天のピッチャーは4番手の鈴木翔天に交代。
代打ミエセスがツーツーから内角高め149キロ直球を空振り三振。
大山がツーツーからやや外の高い直球を空振り三振。
佐藤輝明がツーツーからやや内の直球を見逃し三振。
三者三振でした。

7回表
ファーストに小野寺が入ります。
先頭の平良が粘ったツーツーからの外角チェンジアップを打ち上げた一塁側のキャッチャーファウルフライ。
フランコがツーツーから内角高め140キロ直球を打った浅いライトフライで、セカンドも追ってましたがやめました。
渡邊佳明がワンワンから内角やや高めツーシームを捉えたライトの右寄りの大きめソロホームランで、1対4とされます。
阿部がワンストライクからやや外のスライダーを打った三遊間破るレフト前ヒット。
中島がワンボールからやや外の136キロ直球を打ったセンターフライ。

7回裏
楽天のピッチャーは5番手のターリーに交代。
前川がスリーワンからの四球で出ますと、渡邉諒が初球の真ん中低め直球を打ったやや右寄りのライトフライ。
井上の打席でワンワンからのワンバウンドの暴投があって、1アウト2塁。
ここで井上がツーワンからの真ん中チェンジアップを打ったレフトオーバーのワンバウンドでフェンスに当たったタイムリー2塁打!
2対4としてなおも1アウト2塁にすると、坂本もスリーワンからの四球で、1アウト1・2塁。
植田がツーワンから真ん中高め147キロ直球を打った右中間の浅いライトフライ。
木浪がツーワンからの真ん中やや高め148キロ直球を打った大きなセンターフライ。

8回表
阪神のピッチャーは4番手のハビー・ゲラでした。
石原が粘ったワンツーからやや内のスライダーで二遊間のショートフライ。
黒川が外角高い155キロ直球を空振り三振。(三球三振)
伊藤裕季也が粘ったワンツーから内角低め直球を打った一二塁間を破るライト前ヒット。
入江が初球のやや内の高めスライダーを打ったサードゴロで、2塁送球フォースアウトのチェンジ。

8回裏
楽天のピッチャーは6番手の則本昂大に交代。
ミエセスがツーワンから真ん中やや低めスライダーを打ったかなり高く上がったショートフライ。
小野寺は初めて応援歌が歌われましたが、ワンツーから外角ワンバウンドのフォークをハーフスイングの空振り三振。
佐藤輝明が粘ったワンツーから内角のワンバウンドのフォークで空振り三振。

9回表
阪神のピッチャーは7番手の加治屋蓮に交代。
キャッチャーも長坂になりました。
平良がワンボールから内角高め144キロ直球を打ったサードゴロで、少しサードの送球が高かったがアウト。
フランコがワンワンから外角の147キロ直球を打ったレフトフェンス直撃の2塁打。
渡邊佳明は初球の、真ん中低め直球を打った右寄りのショートライナー。
阿部がワンツーからの外角カットボールを打ったライト前ヒットで、カットに入ったファーストのホームへの送球がワンバウンドで長坂がはじいての悪送球。
2対5となって、なおも2アウト2塁。
中島はワンワンからの外角直球を打った平凡なセカンドゴロ。

9回裏
楽天のピッチャーは松田啄磨に交代。
前川がツーボールからやや外やや低め142キロ直球を打ったファーストゴロで、ピッチャーがベースカバーしてアウト。
代打・糸原がスリーワンから外角高め142キロ直球を打ったピッチャーに当たったゴロで、ショートが捕って1塁送球アウト。
井上がスリーワンから外角高め直球を打った大きなライトフライ。



2対5で阪神が負けました。

勝利投手は田中将大で、2勝0敗0セーブ。
敗戦投手は伊藤将司で、0勝2敗0セーブ。
セーブは松田啄磨について、0勝0敗1セーブ。

ホームランは渡邊佳明の1号ソロ(7回)のみでした。

観客数14,458人 試合時間2時間55分


=== 戦評 ===

佐藤輝明、前川右京が捕球ミスをし、小野寺暖が悪送球を記録したことによって、3つもエラーがついたのが気持ち悪い阪神でした。
全部、得点に繋がっていましたし、そのへんをきょうはだいぶ反省しないといかんでしょうね。


こちら先発投手の
伊藤将司は、球が走らず、少し制球が悪かったです。
四死球がありましたし、甘く行って痛打もされて、失点していましたね。
毎回被安打でもありました。

どうしてもまだ少し寒いせいもあるんですかね。
4イニングを70球で投げ、6被安打の2与四球・1与死球、4奪三振での2失点。
前回登板に引き続き、結果が良いとは言えないピッチングになりましたが、いろんな球種を投げていたのはわかりましたので、まだ良い球も悪い球も試し投げしている段階かもしれません。
とにかく、
まだまだ調整途上という感じです。

5回表を投げた2番手の岩崎優は、エラー絡みでの1失点でしたが、大きめの外野フライが多く、まだそんなに本調子ではなさそうでした。
キレがまだないのかなあと思いました。
1イニングを2被安打の無与四死球、無奪三振での1失点。
本人は日刊スポーツによりますと、登板後、「ちょっと今日は思ったような感じじゃなかったですけどね。何球か差し込めたら良かったですけど、まあまあ最初ですし」と余裕の表情やったそうです。

6回表から3番手で投げた
大竹耕太郎は、1イニング目は上手くタイミングを外すピッチングで、1被安打ながらも良いかなと思ったんですが、2イニング目にソロホームランを渡邊佳明に打たれます。
ただ、失点はそれだけでした。
2イニングを37球で投げ、3被安打の無与四死球、無奪三振での1失点。
産経新聞によりますと、本人は「しっかりファウルも取れていた。自分らしいストレートを投げることができたかなとは思う」と話し、
今季初の実戦登板としては、わりと好感触やったようです。

8回表から4番手で投げたハビー・ゲラ最速155キロも出て、直球に力がありました。
欲を言えば、もう少し変化球に精度があればと思いますが、そんなに悪いわけでも無く、
全体的にはまずまずでした。
1イニングを1被安打の無与四死球、1奪三振での無失点。
これは、きょうの収穫の方でしょう。
日刊スポーツによりますと、本人は「ファンの方もいたし、良い球場だし、このまましっかり仕事ができるように毎日練習していきたい」と話し、最速155キロをマークしたことについても、「最終的にはもうちょっと出るんじゃないかな」と順調な感じで余裕すら感じますね。

9回表を投げた
加治屋蓮は2被安打の無与四死球、無奪三振での1失点。
もうひとつキレは無いのかもしれませんが、1アウトの状況で
フランコにレフトフェンス直撃の2塁打を打たれた後、2アウトになってから阿部寿樹にライト前にヒットを打たれたときにホーム送球がちゃんと行われていればタッチアウトでしたので、そこはカットマンに入ってワンバウンドの悪送球をした小野寺暖がいけないのでしょう。
ファーストの守備にはまだ慣れていないんでしょうが。


まあ、阪神投手陣は全体で14本もヒット打たれているので、やられた感じはあるかもしれませんが、きょうの投手陣は伊藤将司、岩崎、大竹、加治屋とほとんどが実績のあるピッチャーで、まだ投げ始めになりますので、ぶっちゃけ本番までに調子を整えれば良い感じなんです。
いろいろ試している段階ですから、そんなに心配があるとか言うわけでは無いと思います。

開幕直前の1週間でこの状態なら、かなり心配なんでしょうが。
 

 

 

 

 

 

 



こちらの打線について書いていきますと、むこう先発の田中将大は、きょうはわりと丁寧に制球良く投げようとしていましたか。
変化球を多めに投げていました。

1イニング目は良かったですが、
2イニング目に大山への四球からチャンスが作れて、渡邉諒のレフトへの犠牲フライで、1点取れます。

そのあとは、球に力はありながらも制球の悪かったターリー以外は良い投手が細切れで出てきました。
9回裏に一番最後に投げた松田啄磨が少しボール先行していたのが気になりましたが、それでもヒットが出ず、結局は三者凡退に終わっていました。

きょう目立って活躍したのは井上広大で、4打席で2安打でした。
内1本は球威がある5番手投手のターリーから打ったレフトオーバーのタイムリー2塁打でしたので、これは大きめの収穫です。
ただ、
全体的にはチームでヒットは3本しか出ず、2点しか取れていません。
四球は5つ選んではいますが、あんまり生かせませんでした。

まあ、この早い時期ですので、打者の調子のわりには投手の勢いが良いのはあるし、また、ペナントレースでは毎日、こんなに細切れ継投はできませんから、本番でもこんなふうにいつもやられるわけでは無いんでしょうけど。

きょうは3番指名打者で先発していた
シェルドン・ノイジーは、紅白戦(2月12日やそうです)以来の久しぶりの実戦でした。
右肘痛があった為に、そうなったんですが、
きょうは2打席あって1四球のみと、ぼちぼち。
日刊スポーツによりますと、本人は「ボールはよく見えているので、そこのタイミングのずれを調整していきます」と冷静に話していたそうです。


きょうはここで
岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
デイリースポーツからの引用です。

=======

 -先発の伊藤将は本来の投球ではなかったか。

 「そうやなあ。前もあれやけど、なんかストレートがあんまり走らんなあ。140出えへんもんな。そら、数字だけやけど。こないだも三回くらいにやっと140出たもんなあ。あの、巨人のときか。なあ」

 -少し心配か。

 「いやいや、まだ心配なんか、そんなん、おまえ」

 -ここから状態を上げてもらえばいい。

 「まあ、寒いしな、おーん。で、伊藤は次、千葉(ZOZOマリン)やろ。また寒いところで、なあ。今度5イニングの予定やけど、ちょっとまだ、計算立たんよな。やっぱりなあ。千葉でどんな寒さか分からんけど」

 -伊藤に関しては次回以降、(開幕ローテからの)逆算に入ってくる。

 「逆算っておまえ、まだ逆算してないしてない、まだ。このあと3つなあ、甲子園で。3つはなんとかできそうやからな。それでまあ一応、みんな投げてからやな」

 -初登板だった大竹については。

 「おーん。大竹の方が速く感じたよな。伊藤より、真っすぐ。まあ、ちょっと出遅れとったからな、2イニングやけど、大竹の方がまだボールはいっているように見えたよな」

 -ひと安心か。

 「今日は投げただけやから、次はもうちょっと長いイニングを投げると思うけど、そのへんからやな。次はドームになるのかな。千葉で投げるピッチャーは心配というか」

 -故障も怖い。

 「おーん、暖かかったらええけどな」

 -ゲラはいつも通りで安定感がある。

 「おーん、スライダーのコントロールがええよな。カウントを取る球とかな」

 -いいときと悪い時の差が少なそうな投手か。

 「うーん、まあそうやなあ。これで155(キロ)とか出るんやもんな。ストレートもな。後から出てきたのは真っすぐを1、2、3で振ってくるバッターばっかりやったからな。そういう相手やから。打たさんとこうと思ったらもっと違う配球があるかもわからんけどな。ゲラはな。まあゲラに関しては順調にきてんちゃうかなあ。うーん」

 -岩崎も予定通りか。

 「まあ、まあ岩崎も(笑)初めてやし、あんなもんやろ、岩崎に関しては(笑)。おーん」

 -打つ方で目立ったのは井上か。

 「そやなあ、まあ井上もどうやろう、まあチャンスはチャンスやけど、なあ、うーん、やっぱり真っすぐやけどなあ。もうちょっとなあ、速い真っすぐに対応してほしいいうのはあるけどなあ。あれもちょっと抜けたなあ、あれ、チェンジアップかスプリットみたいな球やったけどなあ、あの二塁打もなあ」

 -最後の打席は対応してほしい。

 「そうやなあ。もうちょっといい当たりで捉えてくれとったらなあ、なんかなあ、良かったけど、おまえ」

 -今後も見ていくか。

 「そうやなあ、この甲子園の間は置いとくよ。そのへんはまあだから、なあ。両方ファームもあるからなあ、ちょっと、そのへんは、どっちに出る出ん、それはちょっと分からへんけど、まだなあ、おーん。もうちょっと呼びたい選手もおるしなあ、おーん。なんかファームからの推薦の選手もおるし、まあそのへんはちょうど両方で行けるからな、鳴尾と。まあ、今度の、あと3試合やな、日曜日までやな、おーん。それである程度しぼって遠征行かんとなあ、おーん」

 -ノイジーも今週中に守りに就かせる。

 「おーん、シートノックな、今日から、本当は昨日から入る予定やったんやけど、まあそんな悪ないんちゃうかな、おーん。投げるの見とってもなあ」

 -レフトの前川は守備もバタバタだった。

 「うん。まあバタバタってちゃんと捕って投げたらいいだけの話、あんなん(笑い)。あれはバタバタ言えへんで、おーん、そんなおまえ。あの打球でなあ、二塁ランナーがホームに行くか行かんかで考えたら、行けへんわけやからなあ、あんなにチャージしとったら。そんなん経験やけどな、守りのな」

 -甲子園での5試合で左翼守備に慣れてほしいか。

 「守備っていうか、まあそりゃ今レフトやらせてるけど、レフトそらノイジーも守られへんし、なあ、おーん。ライト守ってもええし別に、それはそんなんもう、レフトに決まったわけじゃないから、そんなん。またライトも守らすよ、そら」

 -ファームからの報告はどうか。

 「知らん、分からん。今日は分からんわ、おーん」

 -結果は西勇も村上も良かったようだ。

 「ああ、そう。西と村上も、おーん。まあ、良かったいう、まあなあ、ファームやからなそらおまえ。そんなん評価に値せえへんやんか(笑い)。普通に投げてくれたらな。こんなとこでケガしたら、一番つまらんからなあ」

 -勝敗は関係ない時期か。

 「そんなん全然関係ないよ。向こう勝ちにきとったな、左ばっか投げて。え、また左やでって。ピッチャー10人くらい入ってるから誰投げんねんと思ってたけど」

 -パワーピッチャーが多かった。

 「そうやなあ。中継ぎというか、パ・リーグはそういう感じよな。パワーピッチャーが多いよ、パ・リーグは。コントロールよりも力で抑えるみたいなな、パ・リーグは。そのへんはセ・リーグのピッチャーと違うよ」

 -前川は打力を生かすために右翼も左翼も守らせるのか。

 「もともと左投げやからレフトはスローがちょっと。それは秋のキャンプからやんか。なかなかスローがというのがあったからな。ライトの方が順で投げられるからな」

 -打力を生かしたい。

 「まあそういうことやんか、結局はね」

=======


確かに、楽天の方はオープン戦やからできる不自然な継投をしてました。
そういう意味では、このオープン戦開幕からの6連敗も、気にはしてない感じの岡田監督の一問一答でした。


きょうはこのへんにしときましょう。

いつも読んでくださってありがとうございます。