さて、契約更改も2軍の方からぼちぼち始まっている阪神タイガース。
きのうのことですが、岡田彰布監督の今季の阪神日本一の功績がまた認められたというニュースが入ってきました。
「アレ」という言葉とともに、社会現象を起こしたと言える岡田監督!
岡田監督が正力松太郎賞を受賞しましたね。
プロ野球正力松太郎賞とは、読売新聞のHPによりますと、「プロ野球の発展に最も貢献した球界関係者に贈られる、球界で最も名誉ある賞です。巨人軍を創立し、球界を牽引(けんいん)した正力松太郎を記念し、1977年に制定されました。」ということです。
日本プロ野球コミッショナーから委託された「正力松太郎賞選考委員会」によってシーズン終了後に審議され選出されるそうで、委員会の現在のメンバーは、王貞治さん(委員長)、山本浩二さん、門田隆将さん(ノンフィクション作家)、高田繁さん、辻発彦さん。
岡田監督の正力賞受賞は、このメンバーによる満票で決まったということです。
阪神の優勝や日本一によって、もの凄い経済効果があるわけですし、関西だけとは言え、テレビの瞬間視聴率も50%になるというようなことは、なかなか起こることではありません。
これはもはや立派な社会現象を引き起こしたと言うべきであり、野球文化の発展にもかなり貢献したとも言えます。
この受賞は当然のことであると僕も考えます。
なお、WBCで侍ジャパンの世界一に貢献した大谷翔平と栗山英樹監督の2人は、正力松太郎賞の特別賞を受けたようです。
実際には、日本において、世界一よりも日本一のほうに、困難さや効果の絶大さがあるという評価なんでしょうね。
また、正力賞の受賞は、阪神では1985年の吉田義男さん、2003年の星野仙一さん以来、3人目なのやそうなんですが、スポニチによりますと岡田監督本人は「それは、めちゃ光栄よ。」と言っていたようで、さらに選考理由の一部に四球の多さやコンバートもあったと問われると、「いろんなことでな、うまくいったのはあるよな。それはもう、コンバートとか打順の固定とかな、いま言うたフォアボールとか。去年とはまた違った意味で、メンバーはみんな一緒やけど、ちょっとな、違うポジションとかいろんな意味でね、チームも変わったから。それがね、最終的にそないして日本一になったっていうことの評価やろな、やっぱり。同じチーム、同じメンバーやけど、違うチームていうかな、そういう感じで作り上げたいうのがな」と応えたそうです。
出塁率の重視は、近年、メジャーリーグでもよくされることなんですが、アメリカの野球やセイバーメトリクスにそんなに詳しいわけでもないのに、自分の感覚によってメジャーの野球に近い方法を結果的に選択したりするのは、岡田監督の独特なところなんでしょうね。
ノイジーの残留が濃厚!
次にノイジーの阪神への残留が決定的と報じられましたね。
右打ちの対応力と、日本シリーズ最終戦での3ランが評価されたということのようですが、個人的には僕もそれで良いと思います。
ファンの間では賛否両論がありそうですけどね。
外国人のいろんな状況を考えると、良いバッターはなかなか日本に来ることは次第になくなってきていて、もう外国人野手はほとんど要らないというような意見も見られますし、そういう面もあるのは僕も認めます。
ただ、純粋に外国人選手を見たいというファンも大勢いるのは確かなので、そこらへんなんですよね。
今はレギュラーで1人枠が外国人にはあるような感じになっていますが、来季はどうするのか?
頑張って欲しいと思います。
平田ヘッドにCMオファー!でも断るかも
ところで、平田勝男ヘッドコーチにアサヒビールから、CMオファーが来たのやそうですね。
ビールかけのときに、平田ヘッドがアサヒビールのテレビCMの決まり文句を言ったからみたいですが、阪神としては、この件については慎重に検討するとしています。
なぜ慎重に検討するのか、あんまり報道されていないのでわからないのですが、阪神は球場でビールを売っているために、いろんなビール会社との関係が深いので、アサヒビールだけと特別なことをしていいのかというのがあるのでしょうかね?
どうなるのかなというところです。
野口恭祐が支配下登録される!
最後に、これまで育成枠に居た野口恭祐が支配下登録されたようです。
デイリースポーツによりますと、岡田監督は「もう(キャンプ)初日に決めたけど、今日が契約更改やいうから、その時にやったらええやんと言うたんや」と話していたようでした。
同時に「まあ、明日からちょっと個別(練習)ではゴロ捕らせなあかんわ」とも言っていたので、課題はまだある選手ではあるんでしょうね。
実際、きょうからその練習もやっていたようです。
なお、野口は森木大智らと一緒に、台湾のウィンターリーグへ派遣されることが決まったそうです。
休みもあんまり無くなり、まさに野球漬けですね。
実戦を積んで彼がどうなるのか、期待したいです。
きょうはこのへんにしときましょう。
いつも読んでくださってありがとうございます。