２０２３年８月２６日の阪神タイガースは、東京ドームでの読売巨人ジャイアンツとの試合でした。
きょうの阪神の先発投手は青柳晃洋で、巨人の先発は横川凱でした。
巨人に対して、青柳がどんな投球をするのかがまず第一のみどころになるかなと思いました。
きょう良い投球ができるなら、シーズンの終盤に向けて青柳も期待ができるんでしょうけど。
あとは阪神打線が横川をどこまで打てるのか？
多彩な球種の左腕のようなのですが、対戦経験はすでにある程度ありますので、どうなりますやらね？
さっそくスタメンから書いて行きましょう。
スターティングメンバー
阪神タイガース
１番（中）近本 光司
２番（二）中野 拓夢
３番（右）森下 翔太
４番（一）大山 悠輔
５番（左）ノイジー
６番（三）佐藤 輝明
７番（捕）坂本 誠志郎
８番（遊）木浪 聖也
９番（投）青柳 晃洋
きのうとは５番と６番のところが入れ替わっていて、あとはピッチャー以外は同じですね。
読売巨人ジャイアンツ
１番（左）梶谷 隆幸
２番（二）門脇 誠
３番（一）秋広 優人
４番（三）岡本 和真
５番（遊）坂本 勇人
６番（右）丸 佳浩
７番（捕）大城 卓三
８番（中）ブリンソン
９番（投）横川 凱
１８時頃からプレイボールのナイトゲームです。
中継番組の解説は井口資仁さん、藤川球児さんでした。
＝＝＝ 試合結果 ＝＝＝
９対６で阪神が打ち勝ちました！
勝利投手は青柳晃洋で、６勝４敗０セーブ。
敗戦投手は横川凱で、４勝６敗０セーブ。
セーブは岩崎優について、３勝１敗２６セーブになりました。
ホームランは佐藤輝明の１５号ソロ（２回）、丸佳浩の１４号２ラン（４回）、木浪聖也の１号満塁（７回）でした。
観客数は４１,３４５人 試合時間は３時間５３分
＝＝＝ 試合の流れ ＝＝＝
都合できょうは細かい流れを書けませんでした。
＝＝＝ 戦評 ＝＝＝
これで６連勝としまして、マジックは広島が勝ちましたので１つ減って２１となった阪神タイガースでした。
この試合が終わって残試合は２９で、２位広島とのゲーム差は７．５のままということですね。
一歩一歩、マジックを着実に減らしてはいるところですね。
なかなかの打ち合いになってしまったこのゲーム。
シーソーゲームを阪神は打ち勝ちました。
恐怖の８番打者・木浪聖也が逆転２点タイムリーヒットと満塁ホームランを放ちまして、その他も含めて３安打の６打点！
まあ、史上最強の８番打者かもしれないくらい木浪は頑張ってます！
ホームランは今季初のホームランが満塁弾やったわけですが、ええとこでええのを打ちましたね。
彼が凄いことによって、打線の切れ目がほとんど無いので、相手投手からしたら怖い打線に今はなっているでしょう。
おかげできょうも打ち勝って、６連勝としたわけです。
こちら先発投手の青柳晃洋は、勤続疲労のせいやと解説もされましたが、きょうも制球があまり良くなく、丸に逆球を右中間スタンドに持って行かれて逆転２ランホームランにされるなど、本人ももうひとつ納得いかないピッチングやったと思います。
ただ、きょうは運があって、木浪のセンター前逆転２点タイムリーヒットなどで、勝ち越したままマウンドを降りられましたね。
結局、５と２／３イニングを７８球で投げ、４被安打の２与四球・１与死球、４奪三振での３失点。
さらに木浪の満塁弾などもあったせいで、リリーフ投手が追いつかれることもなく、勝利投手になりました。
で、２番手以降の後続の投手は、桐敷拓馬がまず２番手として投げたんですが、６回裏はしっかりと抑えたんですが、７回裏に制球が定まらず、１与四球のあと、代打・浅野翔吾を打ち取りながらも、そのあと２被安打されて、１アウト満塁にされて、きょうは苦い感じでした。
ここで、３番手として加治屋蓮が出てきたんですが、彼も制球が定まらず、代打・中田翔に押し出しの四球を与えてしまい、まず１失点。
さらに、４番手として岩貞祐太に交代したんですが、秋広優人を空振り三振に取ったあと、岡本和真にレフトの右を破られる２点タイムリー２塁打を打たれ、９対６まで追い上げられました。
ただ、このあとは坂本勇人をサードライナーに打ち取って、チェンジとしました。
まあ、長いシーズンですから、リリーフ投手陣も打たれることはあるでしょう。
桐敷はイニングまたぎの難しさが襲いかかってきましたね。
むこう先発投手の横川凱は、制球が悪く５回途中でマウンドを降りますが、それまでに３与四球・１与死球という感じで安定はしてませんでした。
５回表は四球と内野安打で、ノーアウト１・２塁を作ってしまったところで、２番手になる船迫大雅に交代。
船迫はノイジーと佐藤輝明を連続三振に取るんですが、坂本誠志郎に四球を与えたあと、木浪聖也にセンター前２点タイムリーを浴びて逆転されたということでした。
７回表も４番手の鈴木康平が投げたんですが、大山悠輔が三塁線破る２塁打を放つと、連続四球などあって、ノーアウト満塁のチャンスに阪神打線はなります。
ここで、坂本誠志郎が空振り三振しましたが、続く木浪が真ん中やや高めくらいに来たスライダーを捉えて、ライトスタンドに入る満塁ホームランにして、８対３にしていました。
さらにこの回は森下翔太のセンターまで抜けるタイムリーヒットもあったので、９対３として、かなり阪神側が優勢になったという場面でした。
結局、阪神打線は１１安打しましたが、１０四球と１死球ももらえる形になりましたから、このへんは巨人の投手陣が、いかに制球が安定してないか、あるいは、しっかり打者と勝負できなかったかでしょう。
さて、きょうはこのへんで岡田彰布監督の一問一答をご覧下さい。
スポーツ報知からの引用です。
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（テレビ中継のインタビューで）
―序盤から点の取り合い
「一回逆転されてね。あの（４回の丸の）ホームランで。まあ、でも、もうちょっと点が取れそうだったので。きょうはこういうゲーム展開かなというのはあったんですけどね」
―木浪が大活躍
「いやいや、まあヒットは出るかなと思ったけど。まさかホームランとはねえ。１号ですもんねえ、これが」
―満塁弾を振り返って
「いやいや。ねえ、その前のタイムリーも満塁で打ったし。前の坂本が三振した後だったでしょ。なんとかね、最低でも犠牲フライ。まあ犠牲フライだったら次は（９番の桐敷に）代打いってたんですけどね、１点やったら。でも一番いいところで一番いいホームランが出たんじゃないですかね」
―木浪は８番でずっと起用
「もう全然、打順を上げるつもりもないし、ずっとね。そのつもりでやってます」
―青柳の投球は
「丸のホームランは逆球でね、あの１球はもったいなかったというのはありますけど。まあ、今日は他のピッチャーも（登板）間隔が空いてるピッチャーもいたんで。最初からはあそこ（６回）は丸から桐敷でいこうと思ってたんで」
―６連勝だが
「やっぱり先発も、ずっと６回ぐらいまで投げてるし。打つ方がけっこう、いいつながりというか。昨日もですけど、点取れてると、先発ピッチャーもちょっと安心じゃないけど、ある程度計算できる。すごく、打つ方とピッチャーがいい流れで来てるんじゃないかな」
（囲み取材で）
―木浪の満塁弾は、まさか
「いや、まさかやな。最低でも外野フライは打ちよるなと思ってたけどな。今年はキャンプの時も、練習試合とかでホームラン打っとったからな。でもシーズン入って、なかなか出ないなあっていうのを、ずっと思ってたけどなあ。ゼロやったから。まあ、今日は一番いいとこで出たよなあ、そういう意味では」
―安打も打点も自己最高に
「あっそう。まあ最初から、あそこはポジション的に小幡と木浪で２人で８番というのをね。まず守りから入ったとこだから。打つの期待してないから８番にしてるだけであって。でもあそこで打点とか、近本の打点が多いのもやっぱりそこからの起点やろ」
―近本も自己最多タイの５０打点
「ああ、そう。それはやっぱり木浪というか、８番バッターの出塁が大きいんやろなあ。ピッチャーがバントで送って、近本とかの打点というかなあ」
―対左腕で６番に下げた佐藤輝も本塁打
「うん。どやろ、５番でも打ってたかなあ？ （５番なら）あの初回（２死一、二塁）でも。分からんわ、結局な」
―佐藤輝も四球が多い
「そら、フォアボールは選ばんと。みんな選んでるんやから、１人だけ選ばんかったら、そら目立つやろ。今日もけっこう選んだんちゃうか、フォアボール？」
―１０個
「１０個。あっそう。今日、６回（打席が）まわって来てるやろ、近本とか。最後６違うた？ ６やなあ。こんな時に中野とか、タコはあかんわな。目立つよね。目立つというか（本人が）がっくりくるよな」
―森下は１０個目の死球
「ああ。まあインコースに投げられるからやろ」
―うまくよけている
「まあ、避けてるいうか。そら、お前、抑えようと思うてきよるんやから」
―終盤に追い上げられたが
「今日はちょっと桐敷が２イニング目なあ。ちょっとボールが高めになあ。（被安打）２本とも、ちょっと浮いたからな。あんなの初めてやったな。今までずっとよかったけれど。まあ、やっぱり満塁ホームランあったからな、あそこは余裕で、３点くらいまでは。そんなピッチャー使われれへんし、岩貞がタイムリーで２点くらい取られても切ってくれたからな。８、９回は石井と岩崎が残ってるし、想定内よ。そういう意味でも木浪のホームラン大きかったな、満塁っていうのは」
―東京ドームでは今季、３連戦で一度も負け越さなかった
「ああ、そうか。あんまりそんなのもう考えてないけどな。ま、最後やから明日はな、伊藤やからな、ちゃんと投げるやろ、また」
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とにかく、きょうは木浪の活躍が大きかったと岡田監督も言っていたようです。
東京ドームでは今季負け越しが無いことも、もはやさして大きなことでも監督のなかでは無いようですが、あしたも勝って、巨人に３タテを喰らわせたいですね。
きょうはこのへんにしときます。
いつも読んでくださってありがとうございます。