7回裏、一球に泣いた阪神・髙橋遥人! | 暴れ犬・二郎の阪神タイガース観察日記 ある大阪の阪神ファンの記録

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きょうの阪神タイガースは、福岡ヤフオクドームでの福岡ソフトバンクホークス戦でした。
このカードの3日目で、きのう勝ちましたんで、きょう連勝して勝ち越したいところです。

先発ピッチャーは、こちらが
髙橋遥人で、むこうが大竹耕太郎という大卒2年目の左腕です。
この2人どこまで投げ合えるかが、きょうのみどころという気がします。

きょう阪神が勝てば、強~いソフトバンクに勝ち越すわけですから、そこそこ鼻高々ですが、どうなったか?

きょう2019年6月13日の試合は18時ごろからプレイボールのナイトゲームでした。
さっそくスターティングメンバーを書いて行きましょう。


阪神タイガース

1番 (中) 近本 光司
2番 (二) 糸原 健斗
3番 (指) 糸井 嘉男
4番 (三) 大山 悠輔
5番 (左) 福留 孝介
6番 (捕) 梅野 隆太郎
7番 (一) 原口 文仁
8番 (右) 髙山 俊
9番 (遊) 北條 史也

福留が5番レフトに戻ってきて、原口が7番ファーストに入ってます。
マルテがスタメンから消えてます。
あんまり調子も良くないんでしょう。



=== 試合の様子 ===

1回表
ピッチャーは大竹耕太郎

近本  ワンツーから、真ん中スライダーを三遊間のショートゴロ。
逆シングルで捕って送球アウト。
糸原  ツーワンから、内角低いチェンジアップをファーストゴロ。
糸井  フルカウントまで粘って、外角低く直球はずれて四球。
大山  ワンストライクから、外角高めチェンジアップをサードゴロ。


1回裏
ピッチャーは髙橋遥人

福田  ワンボールから、外角高めカットをファーストゴロ。
原口が自分で1塁を踏む。   
今宮  スリーワンから、真ん中直球を三遊間のサードゴロ。
内川  ツーツーから、内角低いツーシームを空振り三振。

2回表
ピッチャーは大竹

福留  ワンツーから、低め直球をセカンドゴロ。
川瀬が1度はじくが拾って送球。
梅野  ワンツーから、外角直球を見逃し三振。
原口  ツーワンから、高めチェンジアップをショートゴロ。

2回裏
ピッチャーは髙橋遥人

デスパイネ 初球の内角ツーシームをセカンドゴロ。
グラシアル ワンボールから、内角ツーシームをショートゴロ。
松田宣浩 フルカウントになって、低い直球を打つと、3塁側のバウンド高いピッチャーゴロ。
1塁送球がワンバウンドでセーフの内野安打。
塚田  ワンワンから、内角低めツーシームを左中間のセンターフライ。


3回表
ピッチャーは大竹

髙山  ワンボールから、内角高めツーシームをセンター前ヒット。
北條  初球、バントも空振り。
2球目、ピッチャー前にバント。
大竹が1塁送球、1アウト2塁に。
近本  ツーツーから、外角ボール気味直球をセカンドゴロ。
2アウト3塁に。
糸原  ワンワンから、低いチェンジアップをショートフライ。


3回裏
ピッチャーは髙橋遥人

甲斐  ツーワンから、3塁側のセフティバント。
遥人が1塁送球、間一髪アウト。
川瀬  ツーツーから、真ん中スライダーを空振り三振。
福田  外角ボール気味低めスライダーを空振り三振。
3球で三振。
 

4回表
ピッチャーは大竹

糸井  ワンワンから、高め直球をサードライナー。
大山  初球の低めツーシームをショートゴロ。
福留  フルカウントまで粘って、高めツーシームを空振り三振。


4回裏
ピッチャーは髙橋遥人

今宮  ツーツーから、外角低めツーシームを高く上がった深いライン際のショートフライ。
内川  フルカウントまで粘られ、さらに粘られ、内角低くカット外れ四球。
デスパイネ ワンワンから、外角低いツーシームをショートゴロダブルプレー。


5回表
ピッチャーは大竹

梅野  ワンツーから、外角ボール気味低めチェンジアップを空振り三振。
原口  ツーツーから、内角高め直球をファーストファウルフライ。
髙山  ワンボールから、高いチェンジアップを三遊間のショートにハーフライナー。


5回裏
ピッチャーは髙橋遥人

グラシアル ワンボールから、真ん中ツーシームをセカンドゴロ。
松田宣浩 ワンワンから、内角高め直球を深いセカンドフライ。
塚田  ツーワンから、外角低めツーシームをライン近くのライトフライ。


6回表
ピッチャーは大竹

北條  ツーワンから、外角チェンジアップを右中間のライトライナー性フライ。
近本  粘ってワンツーから、8球目の真ん中チェンジアップをショートゴロ。
糸原  粘ってツーツーから、低めツーシームをピッチャーゴロ。


6回裏
ピッチャーは髙橋遥人

甲斐  ツーツーから、内角低い直球をセカンドライナー。
糸原がジャンピングキャッチ。
川瀬  外角低め直球を見逃し三振。
3球で三振。
福田  初球の外角低めスライダーをバウンド高いショートゴロ。


7回表
ピッチャーは大竹

糸井  ツーワンから、低めツーシームをレフトフライ。
大山  ツーワンから、外角低めチェンジアップを深いライン近くのセカンドフライ。
福留  ツーツーから、外角低め直球を見逃し三振。


7回裏
ピッチャーは髙橋遥人

今宮  ワンストライクから、内角低いツーシームを三遊間速いゴロで破るヒット。
内川  ワンワンから、外角低めツーシームを打つと、ショートの左を強いゴロで破るヒット。

福原コーチがマウンドへ。

デスパイネ ワンツーから、低いフォークを空振り三振。
グラシアル ワンツーから、内角低めカットをレフトポール際に入る大きい3ランホームラン。
0対3と先制されます。
松田宣浩 ツーツーから、高め直球をセンターまで抜けるヒット。
塚田  初球の外角低めツーシームをバウンド高めのセカンドゴロ。
1塁送球、2アウト2塁に。
甲斐  ツーツーから、内角低いフォークを空振り三振。


8回表
ピッチャーは大竹
ショートに高田、ライト福田、センターに釜元。

梅野  フルカウントまで粘って、外角高めツーシームを一二塁間のファーストゴロ。
大竹がベースカバー。
原口  ツーワンから、外角高いチェンジアップをショートゴロ。
髙山  ツーワンから、真ん中チェンジアップを右中間のライト前ヒット。

コーチがマウンドへ。

北條  ワンボールから、外角チェンジアップをライト浅めフライ。


8回裏
ピッチャーは浜地真澄

代打・明石 ツーストライクから、真ん中スライダーをセカンドゴロ。
福田  ツーツーから、外角高い直球を空振り三振。
釜元  ストレートの四球。
微妙に入らない。
内川  ワンツーから、釜元に盗塁される。
浜地がケアを怠った。
フルカウントまで粘られ、さらに粘られ、最後は外角低め直球を空振り三振。


9回表
ピッチャーは森唯斗
レフトに周東、セカンドに明石が入る。
  
近本  初球の内角高いカットを浅いファーストフライ。
糸原  フルカウントになって、低めカーブを深いショートフライ。
糸井  スリーワンから、外角高めカーブを打つと、ショートゴロ。



0対3で阪神が負けました。

勝利投手は大竹耕太郎で、4勝2敗0セーブ。
敗戦投手は髙橋遥人で、1勝1敗0セーブ。
セーブは森唯斗について、2勝3敗18セーブに。

ホームランは、グラシアルの14号3ラン(7回)のみでした。


=== 戦評 ===

試合時間が2時間26分と早く終わったゲームでした。
特に6回までは、両方の若手左腕がテンポの速い好投でかなり投げ合う展開でした。

7回にグラシアルの大きな3ランホームランが出て、0対3といきなり突き離されます。
ちょっと阪神バッテリーが、髙橋遥人の球を過信しすぎたか?
内角低めのカットボールを打たれたみたいです。

一球の怖さを遥人も思い知ったでしょう。
8回まで大竹耕太郎は投げてましたが、9回はクローザーの森唯斗が出てきて、三者凡退に抑え、試合終了。
阪神が完封リレー負けというゲームでした。


大竹耕太郎は、直球はそんなに速くないのですが、緩急を使いながらテンポよくストライク先行で投げてくるのが特徴のようで、ランナーいないのにクイックを使うなど、その他ピッチングでクレバーな面も見せてました。
結局、阪神打線は大竹から2安打しかできませんでした。
この2つの安打とも、髙山俊が打ったヒットでした。
連日打ち続けるのはむつかしいとこもあるんかもしれませんが、きょうのところはかなり残念でしたね。

髙橋遥人は、逆に直球は速くて、変化球が低めに来てました。
7回になって、少し慣れられたのか、打たれてピンチになりましたが、
グラシアルへのあの一球だけが悔やまれる感じになってしまいました。
デイリースポーツによりますと、本人は「梅野さんが自分の力を最大限に引き出すリードをしてくれたのですが、大事な場面で粘りきることができず、悔しい投球になりました」と、コメントしたそうです。

追い込んではいたんですが、最後、内角低めに投げるのがよかったのか?

グラシアルもよく打ちましたが、あそこはもっと考えるべきという解説がされてました。
同じ内角に投げるなら高めのほうが良くて、もう一度外に投げる手もあったそうです。
この辺はなかなかむつかしいでしょう。

遥人だけでなく、梅野隆太郎にとっても、ええ勉強になりましたか。

結局、遥人は7回を98球で投げ5被安打の3失点。
6奪三振の1与四球・無与死球でした。


ソフトバンク戦のカードで、7年ぶりの勝ち越しはなりませんでしたね。
きょうはこのへんにしときます。

いつも読んでくださってありがとうございます。