評価は最後まで見た作品のうち、どれだけ好きかを5段階で表したものです。最後まで見たやつなので面白くないという意味合いはまったくないです。
多少のネタバレ要素もあります。
『江戸前エルフ』
評価: ★★★★★
今期一平和なアニメだった。見ているだけで江戸の知識が増える教養アニメの側面もある。キャラの表情や動きが魅力的で、SDキャラ(頭身の低いちびキャラ)も可愛くて好き。
エルダと小糸のテンポのいい会話やギャグも好きだが、不意にくる6話のしんみりする話も良かった。不老不死のエルフが友人(徳川家康)を思い出すときの切ない表情と家康に小糸を紹介できて良かったともう少し一緒にいてくれよのセリフはとても良い。
エルダと家康の関係が気になるし、小糸の母親についての話も気になるな。2期はよ来い。
『異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~』
評価: ★★
話の内容と展開がありきたりで新鮮さはなかった。ただ、姉が最強で主人公は全く強くならないという点を貫いていたのは意外。主人公が姉の強さを自分の功績にする嘘をつき続けているところは個人的に好きになれない点ではあった(そういえば前期のろうきんも嘘つき系主人公だったけどあれも好きじゃない)。
キャラはハーレムものに良くあるキャラを押さえてあって無難。キルマリアという魔族は人気の出そうないいキャラだったと思う。
作画は結構よくて、この手の作品にしては手の込んだ感じはあった。EDがお洒落なMVみたいな感じで好き。
『青のオーケストラ』
評価: ★★
作画が残念。話も深みがないような感じで脚本と演出が惜しい感じ。オーディションの青野の演奏はかっこよくて好きなシーン。
同じクラシック音楽関連のアニメだと四月は君の嘘や響けユーフォニアムが思い浮かぶのでアニメを見る目が厳しくなっちゃうけど、オケ部題材はアニメ映えしそうだから定演の演奏シーンとか気合入れてやってほしい。
『ワールドダイスター』
評価: (視聴中断により評価不能)
1話の途中で見るのをやめてしまった。見続けたら面白い可能性が5%ほどあったけど、話の運びが雑で演劇モノのアニメのはずが演技も惹かれなかった。
『【推しの子】』
評価: ★★★★
作品のクオリティ、プロモーション、曲全部にお金がものすごいかかってそうな感じ。
1話が90分ということもあり、よし見ようという気になかなかならなかったが、見始めると一気に最新話まで見たくなるようなクオリティだった。個人的には1話より恋愛リアリティーショー編の方が話としては好き。世間的には逆な気がするけど。
最終話の終わりがあっさりとしてて、2期が決まっているにしてももっとしっかりと終わらせて欲しかった。
MEMちょがとにかく可愛かった。アラサーは可愛い。赤坂アカはMEMちょに変な役回りを与えないでほしい。
有馬の声優の潘めぐみは今期大活躍だな。スキローでは誠、僕ヤバでは萌子、贄姫と獣の王ではアミト姫とどれもいいキャラ。
『贄姫と獣の王』
評価: ★★★
人外×少女っていう一部の人の性癖に刺さりそうなビジュアルの作品。だけど今期はまほよめがあるからなー。
話は王道でわかりやすい。試練や問題を乗り越える方法が主人公サリフィの天然で純粋無垢な発言、行動で一貫しているのでもっと先が読めない構成や演出が欲しい。
王の部下のアヌビスとヨルムンガンドは好きな感じのキャラ。次回予告のアヌビスかわいい。
『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』
評価:★★★
1期2期よりウマ娘のかっこよさが全面に描かれていて良かった。4話構成なのも丁度いい。作画も1期2期より好き。
3人のウマ娘にスポットを当てているが、タイトルから分かる通り主人公的なのはナリタトップロード。アドマイヤベガは闇落ちしたりとそれなりに深掘りされたが、テイエムオペラオーはあんまり触れられなかったような。オペラオーが1番好きなキャラなのでそこだけ残念。
『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』
評価: (視聴中断により評価不能)
1話を見て作画の良さには惹かれたが、内容については勢いで誤魔化してる感じがして惹かれなかった。
OPがMVみたいなカッコ良さがあってセンスいいなあ。曲もかっこいい。
『女神のカフェテラス』
評価: ★★★
すごく面白かったみたいな内容ではないけど毎週見てて飽きたりもしないいい感じの安定感があった。不快感のあるキャラがいないのも良い。2期も決定しているらしいので2期も視聴継続。OPは謎の中毒性があって良い。
個人的に好きなキャラは秋水。元気があるキャラが一番良い。鈴代さんは良い声優さん。
『この素晴らしい世界に爆焔を!』
評価: (視聴中断により評価不能)
2話途中まで見た。ツッコミ役みたいなのがいないから笑えない。このすば見たことないけど、このすば見たらこのアニメも楽しく見れるのだろうか。
『マッシュル-MASHLE-』
評価: (視聴中断により評価不能)
一応3話まで見た。
ジャンプ感の強いギャグ漫画。滑ることを楽しむこともできないくらいにギャグがつまらない。ハリポタを雑にパクってるけど別に面白くない。
笑いのツボが合わなかった。
『おとなりに銀河』
評価: ★★
最初は見てて何か物足りないような気持ちになっていたが、話が進んでいくごとに満たされていく感じがあった。ただ、話の展開が平凡で盛り上がりに欠ける感じが残念。終盤の両親との話し合いのシーンなんかはあっさりしすぎててあれ?って感じだった。また、漫画家とアシスタントという設定が最初だけしか活きてないのも勿体無い。
今期は正統派なラブコメが多いから特に埋もれてる。2人の初々しいイチャイチャはいい感じだった。
『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』
評価: ★★★★
デレマスのキャラの中から身長が149cm以下の小学生アイドルにスポットを当てた作品。
デレマスアニメのアイドルの葛藤や悩みを描いた暗い雰囲気のあるストーリーを踏襲しているが、登場キャラが子供なので無邪気さが上手いこと暗くなりすぎないように中和していてデレマスアニメよりバランスが良い。個人的には暗めの話が好きなので子供らしさに悩むアイドルの話は面白く見れた。
6話のLiPPSのNightwearを披露した時のカメラワークがカッコ良すぎる。アイマスはライブシーンの演出が本当にうまいと思った。間奏の晴と梨沙のダンスが映るところが最高で何回も見返した。晴の後ろ姿がかっけー。
OPの衣装変身してるシーンがやけに暗かった気がするけど、YouTubeのノンクレジット映像では暗くなかった。勘違いなのか修正されたのか。
『事情を知らない転校生がグイグイくる。』
評価: (視聴中断により評価不能)
無理してみる必要はないと判断し1話の途中で視聴中断。
死神と周りから言われる描写で少し辛い気持ちになった。なのに主人公の空気の読めなさをギャグっぽいテンポ感で扱い話が進むので見ていて気持ちが乗ってこないアニメだった。
『スキップとローファー』
評価: ★★★★★
爆発的に面白い回はないけど、じわじわと心に沁みるような話が多くて良い。
主人公のみつみの周りにはいろんなタイプの友達がいて、それぞれの立場や生い立ち故の悩みやしんどさを抱えてる。ゆるいタッチの絵とは裏腹にキャラの内面に結構切り込んでちょいリアルだなあという感じだが、しんどくならない程度になっているのでこの辺の塩梅は良いと思う。
1話の学校に向かうところの動きの作画、9話の実家の母親の背中と故郷の風景の止め絵で魅せるところでアニメ化大成功!ってなった。また、OPのダンスが毎話飛ばさず見るほど好き。
個人的に誠と結月は応援したくなる良いペアで作中で一番好き。
原作も買って読むくらいに気に入った。完結までアニメ放送してほしい。
『君は放課後インソムニア』
評価: ★★★★★
青春。スキローとはまた違う青春な感じ(ちなみにスキローはみつみの出身地が石川、君ソムは石川県七尾市で同じ石川)。最初はこれ面白くなるのかな?って感じだったけど、尻上がりに面白くなっていった。雰囲気すごく良くて話も綺麗にまとまっててもっと話題になってもいいと思うんだけど。
曲伊咲の声優の演技が良かった。田村好さんという人らしいが、この作品を機にもっと売れてほしい。また、サントラも印象的で頭に残ってる。ヒロアカやハイキューのサントラを手掛けた林ゆうきさんが担当。この人のサントラは強い。
YouTubeで毎話終了後に「曲/中見だけが聞けるラジオ after」っていうのをやってるのを途中で知って聞き始めたけどこういう作品とリンクした動画は作品に対する熱が上がって良い。
『MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~』
評価: ★★★
13話まで見たところ(多分2クール放送)。
スポーツモノにしては話にメリハリがなく独特のテンポとノリが続くので合う人は合う、合わない人は合わないていうアニメ。自分はこの雰囲気が好きなので割と楽しく見てる。「タッチ」のキャラが登場するけどそっちを観てなくても問題なく観れる。
1期と特に観ていてここが良くないとか逆に良くなったとかなくて、安定している感。ノリの古さは感じるけどこのノリが完成されてる感じがあって自分は好き。あと絵も安定している。何もかも安定。
あだち充はもう72歳なのか。歳だなあ。
『魔法使いの嫁 SEASON2』
評価: ★★
分割2クールの1クール目。
1期は結構楽しく観た記憶があるけど、5年前の記憶なので設定とかストーリーとか結構忘れてて思い出しながら見る感じになった。2期は学園が舞台となり登場人物が結構増えるので1期うろ覚えだと見るのがきつい。あと、単純に自分はチセとエリアスの物語が好きなので学園編はそこまで好きな話じゃないかも。後半になるにつれて話が動くので、後半はまあまあ楽しめた。
アニメーション制作会社がWIT STUDIOからスタジオカフカに変わったが、相変わらず美しい世界観を表現するアニメーションですごい。
『天国大魔境』
評価: ★★★★
気合の入った本格的なアニメが見たいなら今期は圧倒的にこの作品。
学園?と崩壊後の日本という2つの話を行ったり来たりする手法が独特で最初は混乱した。けど、この2つの話の繋がりが段々わかってくると途端に面白くなる。
シリアス寄りな話だけど、マルとキルコの掛け合いがテンポ良くて面白い。あと、キャラが丸っこい感じでゆるさがあるので話の展開の割に楽な気持ちで見れる。
独占配信で話題にはなってないけど面白いのでおすすめ。
『神無き世界のカミサマ活動』
評価: ★
不自然なCGや違和感のある実写とアニメ絵の使い方とかネタに振り切ってやっていたが、9話のダキニ教団の話以降は吹っ切れた感じも無くなり全く楽しめなかった。コンバインがこの作品のピークだった。
主題歌はOPとED共に良い。主題歌の良さは今期アニメの中でも上位だと思う。
『僕の心のヤバイやつ』
評価: ★★★★★
最初は2人のキャラが強すぎてギャグ強めのラブコメかと思ったが、2人の恋に落ちるまでの過程が初々しく、丁寧に描かれていて青春感が強いのが意外。
正直、下ネタ要素はあんまり面白くないのでいらないと思う。
市川心の中でするツッコミが面白い。芸人のツッコミみたい。会話だと4話の「なになになにが?」のノリに乗るところも面白い。あとはパピコのくだりとか市川笑いのセンスあるじゃんって思った。
シンエイ動画で監督も赤城博昭なので高木さん感がある。7話の原さんと席くっつけたときの山田のやきもちの感じが特に高木さんっぽい。市川はだんだん西方みたいになってんな。
市川視点話が進んでいくやり方がこの作品にうまくはまってるのがいいと思う。市川視点だけで山田の視点がないからこそゆっくりと関係を深める2人を視聴者は楽しく見れるんだと思う。山田の心を視聴者が知ってしまうと市川が取るべき最適な行動がわかってしまう。この作品の面白さは市川が自分で気づき行動することによって起こる市川の心の変化にあると思う。あとは欠損した山田視点の考察とかも楽しいかも。
原作も買いたいと思っているが、特装版が紙だけらしくて電子版派の自分は悩み中。帰省した時に姉がギター持ってたのとか伏線っぽいので気になる。→この文章書いた後、原作買いました。お盆休みに読む。
『マイホームヒーロー』
評価: ★★★
毎話、絶望感な状況で終わるのでヒリヒリとしながら毎週楽しみに見ていた。主題歌もかっこよくて作品の雰囲気作りに大きく貢献していたと思う。ただ、作画が残念。主人公鳥栖哲雄が頭にビニールテープ巻いてて笑った(実際に巻いてるものは包帯)。
最終回の表情が不気味で印象的。2期やってほしい。
『絆のアリル』
評価: (視聴中断により評価不能)
1話途中で視聴中止。
VTuber題材のアニメということもあり、バーチャルさんはみているがよぎる。
子供向けアニメっぽい雰囲気とライブシーンの安っぽさが気になった。評価が良ければ後でみようと思う。
『久保さんは僕を許さない』
評価: (視聴中断により評価不能)
前クールの7話以降の延期から再放送。9話まで視聴したが、延期が挟まって見る気持ちが薄れていたため視聴断念。久保さんは漫画だとそれほど思わなかったけど、アニメで見るとかなりメンヘラ気質に感じる。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
評価: ★★★★
最初の決闘をだらだらやってた頃に比べて、ラストのほうは1話ごとの話の展開が急だった。後半の畳み掛けるような展開は話の没入感があがって好き。最終話であそこまでまとめあがるものかと驚いた。
正直、話の内容は中盤飽きて流し見してたのもあってわからないところも多いけど、スレッタとミオリネの物語としてみると割とすっきりと見終わることができたので良かった。鉄血はなんとも言えない終わり方をしたので余計にそう思う(あれはあれで好きだが)。