エイプリールフールの夜
以前、ご近所さんから大量の書籍を頂いたことがあったのだが
その中の1冊を読もうとしたら、裏表紙に、1万円札が20枚挟まっていた!
という、ウソみたいなことが起きた![]()
さて、どーするオラ!
このまま気づかずに終わっていたかもしれない古本のなかの一冊である。
このままネコババしても気づかれない確率100%だ![]()
だがしかし!
きっと、あの世という魂の故郷へいつか帰ったとき、きっと「ただの紙切れだったのに、なんでネコババしちゃったかなぁ。清々しい選択したらよかったのに」と、後悔するかもしれない。
というか、いつも「お金を拾ってネコババする夢」をみて、目覚めたときに後悔してるじゃないか現実的に、自分![]()
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ということで、翌朝バイトに出かける前に、書籍をくださったご近所さんに電話をした。
なぜかワンコールで出てくださったご近所さん(なぜだ!?
かくかくしかじか、事情を手短に説明し、「いまからバイトへ行くので、もしご在宅なら伺います」と告げると、驚いた様子だった。
ちなみにこの方、元教育者でいまは定年退職し、親御さん(も元教育者)と自宅でお暮らしになっている。
オラ以上にスピ系大好き人間で、陰謀論とかにも精通しており、セミナーとかリトリートとか、講演会等々興味のあるイベントをはじめ、パワスポなどにも、全国津々浦々どこへでも出かけて行かれる。
で、書籍も興味をもったら片っ端から買っている。
純真天然キャラで、これまたオラよりも何倍も不思議ちゃんなんである。
そのためか、この世に生きづらさを感じているふしもあり、スターシード(宇宙人由来の人間)系の本がとくに種類豊富にみられる。
そんなこんなで、小雨降りしきる中、封筒に入れた20万円を持って駐車場から出ると、筋向いのご自宅から、傘もささずにその方が駆けてきた。
その方の話によれば、何やらそのお金は、お母さんが入院していたときに、お母さんがお世話になった看護師さんにお礼で渡したお金だとのこと。
看護師さんが「受け取るわけにはいきません」というので、(しかしお母さんのせっかくのご好意を無にするのは申し訳ないと)内緒で お子さんである その方にそっと返却してきたものだと。
しかし その後、あのお金どこへいっちゃんたんだろうと、不思議に思ってたらしい。
あぁ、そうだったのか
でも、お礼に20万円なんてすごいなぁ、さすがお金持ちだ。
などと感心しつつ
よほど重篤な状態だった(命の恩人だった)のかもな
などとも考察しつつ
20枚入ってるので、確認してねと言ったら、その方、そもそもいくらあったのかわかってなかった…
というか、小雨の中での立ち話なんで、か、髪の毛がうねる…これからバイトなのになぁ、と、ちと焦ってたら
満面の笑みとお礼の言葉とともに、「これ、読み終えたばかりの本、とってもおもしろかったよ。よかったらどうぞ!」と、スピ本を頂いたのだった![]()
完