恋ばな♡ | 負けるが勝ち犬

負けるが勝ち犬

40歳を前に突然会社を辞めてしまった女、独身。しかし、ここからが真骨頂の「リアルタイムサクセスストーリー!」…勤労意欲をなくすこと1年10カ月。のち、不惑にして東京デビューの荒技に出るも、2年後の春にリストラに!またまた崖っぷち~!

友だち以上

恋人未満

もしかして、恋人ピンクハート

いえいえ、お茶のみ友だちお茶

 

みたいな

恋愛関係の話

いわゆる「恋ばな」について記そうと思う。

 

とはいえ、中高年からシニア世代の恋ばなですので、恐縮ですが・・・

 

 

オラの知り合いに、4年ほど前に夫を亡くしたという60代後半の女性がいる。

 

時おりその方とお会いするのだが、それはそれは明るく陽気、サバサバしててファンキーな面もありつつ、 どこか上品さも乙女のトキメキ

頭脳明晰でユーモアもあり、まさに“陽キャラ”さんの代表という感じのオバちゃまなんである。

 

あるとき、その方が「波動をみてもらったら、波動的にブロックがあるって言われたの」と、まさにオラが食いつきそうなスピネタを唐突にふってきたのだラブ
 

波動(周波数)にブロック!!??

え?

こんな太陽のように明るく元気なこの女性に??

つうか、この方、波動とか興味あったんだ!!??

等々、オラの脳内、一挙に高ぶるアップ

 

本人もオラも、不思議だね~

なんでブロックあるんだろうね~

などと、不思議あって、その場はおさま・・・るわけもなく

その波動のヤツ、私もやってみたい!! 高まりすぎてもはや荒ぶるオラ

「まぁまぁ、どうどう」と、なだめすかされその場はおさまったのだった。

 

先日、久しぶりにその女性と会ったのだが

昨日、推しのコンサートで東京へ行っていきた!

松濤で買い物してきた!

等々、相変わらず元気元気音譜

 

なんでも、ご主人がご存命の頃は、一緒にコンサートにも行っていたらしい。

旅行も、映画も、ドライブも、子どものいない夫婦だったので、「その分、たくさん思い出を作ろうね!」と、一緒にいろいろ楽しんでいたんだそうだ。

 

ご主人は上場企業に勤めていた方で、亡きあとは多額の財産が遺されており、彼女は何不自由のないリッチな生活を送っている。

ひとりでどこへでも行けるし、興味をもったことには何でもチャレンジもしている。

彼女自身まだ現役で仕事もしている。

 

だが

ひとり、もしくは女性同士であちこち出かけて、どんな美味しいものを食べ、素敵な景色をみて、遊び歩いても、買い物しても、何をしても、やはり男性と一緒にいる感覚とは違う、と。

 

男性にはやはり男性の良さがあって、それは女性では醸し出せないものだと。

つまり、彼女はそれを失ったわけである。

 

もともと未婚のままでいたら、この喪失感はなかったと思う、と。

 

なるほどなぁ。

うんうん。

わかる気がする。

 

これ、塞翁が馬ってヤツだよなぁ。

 

結婚して幸せをつかんだことが原因で、今度は喪失感を・・・おそらく、それが波動のブロックなんだろなと、腑に落ちた。

 

中高年からシニア世代は、配偶者にちょこっと早く先立たれるケースもよくある話。

それで、こういう喪失感があるから、シニア世代のお見合いパーティとか需要があるんだろうなと思った。

べつに、今さらギラギラの大恋愛がしたいわけでもなく、ただ、ぽっかり空いた喪失感

女子は、女ともだちにはない、男性の良さ

男子は、男友だちにはない、女性の良さ、ってものを必要とするのだろうと思う。

 

余談だが

一方で

世代を問わず

大恋愛が破局して、「あの素晴らしい愛をもう一度!」的に異性を求めるケースもあると思う。

あの、甘美で世界がバラ色にそまっていた日々アゲインラブラブラブラブラブみたいな

 

結果は一緒だが、「あの素晴らしい愛をもう一度!」的な欲求からくる場合は、依存症になりかねぬ感じもする。恋愛依存症だ。

 

どのみち、心の穴埋めが必要には違いない。

じゃ、どうする??

どうしたら穴埋めできる??

 

つづく