生前義母が「私、死んだら着る着物を用意しているの」と言っていた着物が、古いアルバムの一枚の写真の着物と同じだったことが偶然わかったわけだが
夫は後日、親子三人で写っているその若かりし母の着物姿の画像を父(オラからみたら義父)にも見せたのだった。
だが、義父もやはり最初は気づかなかったらしい。
(ちなみに、兄嫁たちや義姪っ子たち女性陣は写真をみてすぐ気づいていた)
オラがその後 義父に聞いた話では、若いころ、お茶会やパーティやらに出かけるときにいつも着ていたお気に入りの着物だったんだとか。
で、あるにもかかわらず、なぜパッと見て(最期に着た着物であることに)気づかなかったのか、義父よ!
思えば、義母は「言わなくてもわかるでしょ?」的価値観の人で、「言われないとわからないよ!」的価値観の義父との関りは、けっこうストレスな部分もあったのではないかと推察(あくまでオラの見解)。
ま、修行というかなんというか、夫婦とはそういうもんなのかもしれないが…。
ただ、義母にはその修行がわりと大変だったのかもしれないと思われるふしもあり。以前、「生まれ変わったらお父さん(義父)とは結婚しない」とオラにこぼしていたこともあった。
長い夫婦生活の中で何があったかはわからないが、辛いとき苦しいとき、いつも義母の心の拠りどころとなっていたのが末っ子のオラの夫であることは間違いない。
じつは、「リョウタ(夫)がいちばんかわいかったよ」というエンジェルサッチーからのメッセージを夫に伝えたとき、夫は、かつて義母が家出したことがあったというエピソードを教えてくれて…
それによれば、義父への不満が爆発した義母は、ある日家出をしたのだとか。で、みんなが慌てて探していると、義母本人から家(義父)に電話がかかってきたのだそうだ。
「どこにいるんだ!」と、聞かれた義母。
「リョウタが知ってる」と、言って電話を切ったのだった。
で、みんながリョウタに迫ったのだったが、当の本人はまるで心当たりがなく、だが、みんなからは問い詰められるもんだから、めちゃくちゃ大変な思いをしたのだとか。
結局義母は、夫がかつて通っていた高校のグランドにいたらしい。高校球児だった夫を一生懸命応援していた義母にとっては、思い出深い地だったと思われる。
と、まぁ、こうした過去を振り返ってみたとき、思いがけず発見した親子の3ショット写真をみて、エンジェルサッチーからの(前回のブログで書いた)メッセージについて、じつは、ちょっと腑に落ちない点があった。
これが本当にエンジェルサッチーからのメッセージを伝える写真であるなら、(過去にいろいろヤな思いをさせられたこともある)義父が写っている必要性はないのでは? 夫との2ショット写真でよかったのでは? と、考えられるからだ。
それでもあえて3ショットの写真が突如出てきた理由はなんなのか?? それが決定的にストンと腑に落ちたのは、通夜の喪主(義父)挨拶を聞いたときだった。
義父は婿養子で、義母が亡くなったことで、血のつながらない自分が最後にひとりこの家に残ることになってしまった。ということをどこか申し訳なさそうに話していた。
こんなことになるんなら、「もっとこうしてあげれば」「あぁしてあげれば」「気づいてあげれば」「優しくしてあげれば」等々、今になり後悔というか、自責の念にかられていたとも思う。
そうしたことをひっくるめ考えてみると、偶然発見されたあの写真はやはり、親子の3ショットでなければならなかったのだ。
「リョウタのことがいちばんかわいかったよ。お父さんのことは大嫌いと思ったこともあったけど、考えてみたら、お父さんがいなかったらリョウタという私の人生で一番の宝物は手に入らなかったんだよね。お父さんには本当に心から感謝しています。だからどうか自分を責めたりしないでね。一人になっても胸張って生きていってね」
ということだったんだ!
生前サッチーはこのことに気付いていたのかどうかはわからんが、エンジェルとなったいま、このことをどうしても伝えたかったんだろうと思った。
で、通夜の後 あらためてエンジェルサッチーのこのメッセージを夫に伝えたのだった。
ということで、エンジェルサッチーの指令、無事キャッチ&クリア!(あくまでオラの思い込みだが…)