病室閑話4 | 負けるが勝ち犬

負けるが勝ち犬

40歳を前に突然会社を辞めてしまった女、独身。しかし、ここからが真骨頂の「リアルタイムサクセスストーリー!」…勤労意欲をなくすこと1年10カ月。のち、不惑にして東京デビューの荒技に出るも、2年後の春にリストラに!またまた崖っぷち~!

義父入院中の雑談録その4は、引き際にも礼儀あり、という話。

 

ここでいう引き際とは、店じまいとか 会社をたたむことを指すのだが

昨年から今年にかけ、近隣で 会社をたたんだところが何件かあり

義父がいうには、それは、経営がどん底行き詰って夜逃げ寸前、というようなハードな理由ではなくて

後継者がいないとか、経営者本人の健康上の問題等々にくわえ

景気もいまいちパッとしないしというわけで

「これを機に」とか「そろそろ潮時か」という致命傷に至る前の撤退らしい。

 

「だけど、辞めたって知らせが何もないんだよな」と義父。

 

たしかに、知らないで電話注文とかして、「いやぁ、じつはうち閉店しちゃって」とか言われたら、こちらも相手も気まずいよね、とオラ。

 

「それもあるよね。やっぱ、店じまいするならするって挨拶状なりちゃんと出さなくちゃさ」と義父。

 

「なんで出さないんでしょうね?倒産したとか思われたりするの、プライドが許さないとか?」とオラ。

 

「そうじゃないさ」と義父。

 

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じゃ、なに??

あたまの中が疑問符でいっぱいになったオラ?おまめはてな5!

 

「それはそれで、ある意味 勇退でもあるんだから、プライドの問題だとしても、何も恥ずかしいことじゃないし、このご時世でこうして今までやってきたことにむしろプライドを持つべきだしね。だけど、問題はやはり、そういう根本的なことができていなかったんじゃないのかなって」

 

義父曰く、「創業のときとか、社長・役員就任のときは、みんな挨拶状出すけど、会社たたむときも同様にそうした気遣いができるかどうか」だそうで

 

つまり、そういう気遣いができる組織や人なら、そもそも会社をたたむようなことにはならないのではないかというのだ。

 

わっビックリマーク

すごっキラキラ

そうかもひらめき電球

だって考えてみたら、今までその地域なり仲間なりにお世話になってきたんだから、最後にはやっぱ「今までありがとう」って感謝の気持ちを伝えなくては!!だよな。

 

世話にばっかなって(もちろん、サービス提供してきたんだろうとは思うが)、一言の感謝の言葉もなくフェードアウトじゃ悲しすぎるというものだうさ。

 

感謝しましょう!感謝が大切です!って、自己啓発とかビジネス書とかスピ系でも言われつくされているし、それを否定する人もほぼいないと思うけど、それが体得できているかといえば…

 

(オラ含め)感謝は大切だとはわかっていても、では日常の中でどれだけ感謝すべき有り難いことに気付いて感謝できているんだろう…

 

先の会社の方だって、それに気付けていたら、創業のときのみならず、いやむしろ、撤退のときこそ「今までありがとう」って自然と思えそれを伝えていただろうし、でもって、普段からそうした心持ちで周囲にもお客様にも接していたら、また別の展開もあったのかも、と…

 

立つ鳥跡を濁さずとかいうし、引き際ってやっぱ大切なことだとシンプルに思った。

 

これまでは雑でぞんざいな仕事ぶりだった人でも、最後の始末がしっかりしていれば多少は、「いろいろあったけど、良いところもある人だったよな」と心象を変えられるかもしれないし、逆に、今までどんだけがんばってきて、賞賛されてきた人や組織でも、始末が雑だと、思わぬ不評をかっちゃう気がする。

 

ともあれ

個人的な人間関係ならフェードアウトもアリなのかもしらんが!?

社会的責任も持つ会社とはそういうものではないようである!

 

という、ざっくり雑なこのまとめ方ってどーなの苦笑い