恩師 | 負けるが勝ち犬

負けるが勝ち犬

40歳を前に突然会社を辞めてしまった女、独身。しかし、ここからが真骨頂の「リアルタイムサクセスストーリー!」…勤労意欲をなくすこと1年10カ月。のち、不惑にして東京デビューの荒技に出るも、2年後の春にリストラに!またまた崖っぷち~!

とっても素敵な夢をみた。

 

中学校時代、1年と2年のときの担任だったA先生が登場したのだ。

 

夢の内容は忘れてしまったが、目が覚めた今もあたたかな気分。。

 

 

思い起こせば・・・

 

A先生はまだ若く(たしかオラの入学当時で33歳だった)

野球部の監督をしていて、とにかく太陽のようにまぶしくてエネルギッシュな、存在感のある先生だった。

 

女性で優しい感じの先生に憧れていたオラは

A先生が担任と知ったとたん、かなり落ち込んだ。

熱血漢、エネルギッシュ、存在感大な若い男の先生・・・一番ヤなタイプ、かも。と

 

オラの中に

熱血漢であり存在感のある若い男の先生というのは、同じような活発で目立つ、いわゆる華のある人を好み、オラのような地味な生徒には注目してくれないものだ。

という思い込みがすくなからずあったように思う。

 

でも、そうじゃなかった。

 

それは、A先生考案の「1ページ勉強ノート」があったからだ。

先生に毎日、何でもいいから1ページ以上勉強したノートを提出する。とういシステムだったのだが、それには、勉強じゃなくても、日記でもいい、という決まりがあった。

 

で、オラ、毎日毎日、日記を書いて提出していたんである。

 

人前で話すことの苦手な大人しい目立たない地味なオラには、とっても嬉しく楽しい学習方法、というか、もっぱらコミュニケーション方法だった。

 

太陽のようにまぶしい存在である先生は、そんなオラの日記にいつもいつも全力でこたえてくれていた。ノート一面に赤ペンで返事を書いてくれていたときもあった。

 

ふと、思った。

生徒ひとりに こんなにいっぱい時間を割いて書いていたら、時間が何時間あっても足りなくなるんじゃないか?と・・・

 

で、そのことをノートで質問してみた。

 

すると

「感心する文章を書く人への返事は、やはりこちらもついチカラが入ってしまいます。書くのに20分はかかります。あなたの文章はとってもユニークなので、返事はいつも20分コースです」と、かえってきたのだった。

 

オラは、だんだんA先生に心を許すようになり

あんなに大大大っ嫌いだったものが、いつしか大好きな先生に変わっていた。

 

で、あまりにも好きすぎて、ある日先生に告白した。

もちろん、ノートで。。

 

どんな返事が返ってくるのかと帰りのホームルームの時間をドキドキして待っていた。

 

すると・・・

 

あなたのような文才のある人はとっても素敵だと思います。

うらやましいです。素晴らしいです。

と・・・

 

ちょっとショックだったが、先生らしいな、とも思った。

きっと、先生なりに一生懸命考えてくれたメッセージなんだなと思った。

だから、やっぱり勇気を出して告白してよかったとも思えた。

 

そして、そのメッセージは、十数年後、再びオラに勇気を与えてくれた。

派遣でフツーのOLだったオラが、本を作る仕事をし、ライターとして独立することになったとき、このときのA先生のメッセージがどれだけ背中を押してくれたかしれない。

 

そんなA先生、ワレラが厄年(42歳)のときにはすでに亡き人になっていた・・・

詳細はいまだわからずじまいだが、その話を同級生から聞いたときは、本当に悲しかった。

 

いつか再会できる日を楽しみにしていたのに

もう逢えないなんて・・・

 

 

でも

昨日(今日か)逢えた。

やっと逢えた。

 

あれ、先生、こんな若かったけ?

なんか、ホント若ぞうだなぁ

って思ったのは、オラが年とったからか??

 

中学校のときのイメージより

数段若くてかっこよかった。

また惚れてまう~

 

なんとも

かんとも

幸せなひとときだった。。